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カテゴリ:あとりえ
旅の余韻はいつも気持ちよいものだねー。必要なときにわりとうまく睡眠を取れるようになってきて、旅先でも帰ってきても、自分なりによく眠れたところがうれしい。 2泊3日の最後の方に、「イベント終了」と思ったとたんに、どっと疲労を感じて吐くかも!と思った。ちょっと前なら確実に嘔吐へ直行の気持悪さだったのだね。だけど、ボラさんの二人と一緒に少しゆっくり過ごしているうちに、なんだか遠のいちゃった。これまた自分でも驚く復活だった。 今朝は慣れた自分のベッドでよく寝た。疲れがどんどん出てきて、緊張+歯軋りはやや強い。が、あっつい蔵王で最初から全部参加できたってことが快挙だ! 蔵王七夕キャンプは、障害や病気の子どもと家族が安心して参加できるキャンプだ。お医者さんも看護師さんもボランティアさんも家族(とくにおとうさんたちのオヤジ団)も助け合う。もちろん兄弟のためのキッズ団というのもあって、そっちも思いっきり楽しめる。今年、弟はキッズ団に入った。 私とであったボラさんは、かなちんとリョーチンだ。かなちんは看護師さん。リョーチンはSTをめざす福祉専門学校生だ。ここの出会いがキャンプを決定する。美人の二人と速攻、ビューティートリオが結成された。 会うなりトイレの私であった。トイレの中で自己紹介。当然始めの仕事はトイレ介助である。 こういうとき、初対面の人に、いきなりオシリをお見せする私である。恥ずかしいとか言ってるひまはないのだ。顔をよく見る前にオシリをみていただく。すると、一挙に仲良くなれるってモンである。自分をさらけだすいいチャンスってことだね。 弱視の私は二人の声を聞いてすぐ安心した。介助の動きでまた安心した。母はいるけどたぶんすぐ二人と一緒に行動できるだろうと思った。手を通して、気持が注がれたからなんだ。 ここが重要。自信のなさとか戸惑いとかは始めの手に現れるものだ。二人の手はもちろん初対面の緊張はあったと思うけど、それでも行動する一つ一つの動きの中に、私を知りたいというオーラがあった。これさえ感じれば、心はどんどん近づく。 トイレの出会いによって、私はもう安心した。ハッキリ言って、はやく母には退場していただきたいと思ったよ。初日でほとんど私のケアを覚えてくれた二人に大感謝だ。すごい二人だ。すごすぎかも。 2日目はどんどんみんなの分担システムがうまく回りだした。母は大喜びであった。さっさと温泉に行くし、いつもやってる仕事をやてもらってラクチンラクチン!なのだ。二日目にお風呂にみんなと行くことができた。すんごく感激した。私のケアを母なしで入浴までできるってことはかなりすごいことなんだ。しかも温泉じゃ! たった一日でここまで進化できたチームを私は知らない。チームローリエスペシャル美女トリオバージョンの誕生の瞬間だ。 感動した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.13 09:06:29
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