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カテゴリ:あとりえ
ちらっと見えると気になるものですが、それは、たぶん、見えない部分を想像するから! 私は普段から生活の部分部分をちら見、で、過ごしているので、毎日想像の楽しさをやってます。 ついでに、生活には音があって、ちょっとした音のあるおかげで、楽しさ倍増です。 たとえば、「あっ!」と家の誰かが言うと、「・・・・・・」と思い、「あ=っ!」というと「・・・・・」と考える。この世の中にはいろいろな「あ!」があり、「あ」だけでもけっこう生活できるような気がしてくる。実際、私も、そうしていたんだし。 というわけで、ちらっと見たものから、その先を考えだす力は、かなり個人差があるようだ。 今日のちら見せは、びすた~りで行われる、ひろみさんとのコラボ展への作品のひとつ。 障害者福祉センターで染めた和紙に表装名人に裏打ちしてもらい、詩をセンタースタッフのあやさんと書いた書を、アートのように作ってみた。 多くの部分をお手伝いしてもらって作りましたが、できあがりは私のイメージのとおりだ。そうそう、こんな感じ! それを見た人がどんなイメージを浮かべるかがすごく楽しみ。私のイメージが生まれた時は形がなかったのに、みんなの協力で形になり、また見る人の頭を通って心に行きつく。そのとき浮かぶイメージは、再び形のないものになる。 作品はその心と心のやり取りのメッセンジャーみたいなものだ。 それまで少し自分の心の中がどよ~んと疲れていた人が、なんとなくでもいい気分になれたらすごくうれしい。 で、さっそく、父に見せて、感想を聞いてみた。 「ふ~ん」。とひとこと。 どうやら、目に見えたものを目に見えたように理解したようである。その先の想像力は・・・・?これは、もう、その人の感性にゆだねるしかなさそう。 なので、考えるより、まず感じてもらうのがいいのかもしれません。 なので、今日は、ちら見せ、から想像のわくわくを練習しておいていただくことにしてみました。どんな作品なんだろう?と、ちょっと気になってきませんかねえ???
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Last updated
2010.07.05 11:05:42
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