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カテゴリ:医療
お正月休みが終わりです。今年は年末年始じっと安静に努めていました。なかなか酸素を手放せず、いつもより時間がかかっています。 久しぶりにじっくり自分の息を聞いた。ぜいぜいの位置や量、呼吸の楽さかげん。午前中は元気でも夕方からくたびれてくる。一生懸命呼吸をしていると、どんどん緊張してきて、またくたびれる。一日ごとの長い調子と一日の中の小さな変化に案外落ち着いて向き合った。 毎日通所やケアで忙しくなった最近は、自分の身体もじっくり声をきくヒマがなくなっていたようで、酸素の流量がだんだん少なくなっていく様子などは懐かしく思ったほど。 元気なときに感じる時間の束はぎゅっと凝縮して短く、でも内容が濃い、たくさん活動するしいろいろな刺激を受けたり出したりめまぐるしい。 安静中は一気に時間の束がゆるみ幅広くなるし、進みも遅くなる。 元気な方に慣れると安静中のゆるやかさに焦るし、安静に慣れると元気な方は別世界のことのように遠ざかる。伸びたり縮んだり、急いだりゆるんだりする時間。 たぶん、どちらもいいのだろうし、人間にはどちらもあったほうがいいのだろう。 でも、自分のタイミングと社会の流れは必ずしも一致しないので、世間の流れを意識せずにはいられません。 正月ですら、「毎年していること」というのがありますしね。 家族も母は年末からダウンだし、父も正月に初ぎっくり腰、というわけで毎年出かける、光のページェントや初詣、初売りもパスしました。 家族がのんびりしているので弟も笑顔が多くて落ち着いて過ごせていました。弟にはちょうどいい時間の流れだったようです。 明日は仕事始め。私も通院から始まります。 はやく体調を元に戻して活動したいものです。
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Last updated
2012.01.03 21:39:27
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