|
カテゴリ:社会人
宮城教育大学の重度重複障害の講座で、毎年一度施設の利用者が大学におじゃまして学生のみなさんと交流する授業が行われている。 将来支援学校や支援学級の教員を目指す大学生のみなさんが、実際に私たちと交流して何を思い、何を感じていくのかな。 どんな気持ちで社会人になっていくのだろう。 今年で10年目。私も数年ぶりの2回目の参加だ。 施設のグループ支援員スタッフと一緒に内容を考えたり、資料を作成したりして臨んだ。 支援員さんに視覚支援をしてもらいながら・・・遠くのイケメンさんも写真に撮らせてもらいました 学校を卒業した私たちがどんな暮らしをしているか、紹介したり、施設の様子を見てもらったりする中で、一人一人にそれぞれ個性があり、それによって暮らしぶりもさまざまなのだと知っていただいたことだろう。 私はいただいた時間の中で、特に重度重複の私たちにも想いがあり、お互いが共感し想像力を最大限に使いながら希望に近づく作業がコミュニケーションだとお伝えした。 言語がない日ともあらゆる手段でいろいろなことを伝えようとしていることを知ってほしい。 支援員さん達にも、初めて私たちに出会った日があった。 その時の悩みも発表してもらい、支援する人の悩みも共有できるように信頼関係や人間関係を耕すことの大切さを改めて思った。 私の最大の悩みは、どうにかして親と離れること。 母以上の通訳ガイドが育ってくれることを願う。 もうすっかり大学生は年下の若い人たちだった。 30才を前に、若い人を応援して育てていくのも私たち当事者の役割なんだと思った。 学ぶ場所。 人生ずっと学びだな。 社会の一人分としてこれからも何かが一つ良くなるように頑張っていこう。 学生のみなさんも夢に向かって進んでほしい 一生懸命に聞いてくれてありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.10.31 22:16:55
[社会人] カテゴリの最新記事
|