積　　乱　　雲

感染状況が落ち着いた秋の秋ばれ・・・・
遠足や旅行の人が動きだした今日この頃。

今のうちにできることをしておこう、
というありがたい時間をもらったような11月だ。

庭の紅葉が変化するのを眺めながら、
今までと確実に色々なことが変わっていることを考える。
インフルエンザの予約も、団地かいわいの建築ラッシュも、
お年寄りのこれからの過ごし方も、お葬式の方法も。

30歳になったときに想定した10年の過ごし方予想はすっかり塗り替わった。
病院で始めようとしていた大人重心のショートステイも、
在宅ケアの組み方も、地域生活の予想も見直しになった。
そもそも、私たちの地域では病院がなくなってしまうかもの問題に揺れている。

それでも、以前から言われていたのに長いあいだ手をつけられなかった問題が
コロナのおかげでみんなの問題になり、関係者が増えたおかげで必死に考えるようになった
ともいえる。

2年のステイホームで私の側弯もだいぶ進み、30代の加齢問題を突きつけられる。
医療や福祉の高齢化問題は確実に進んでいるんだ。
このままずっと大丈夫、とノンキにしていたわけではないけれど。
地球温暖化や灯油の値上げと同じように、じわじわと迫る不安が一気に近づいた感じだ。

落ち込んでばかりもいられない。
私の30代もあと8年しかない、ともうとたぶんあっという間だ。
いつかそのうちにと先延ばしにすれば、いざというとき困るにちがいない。
考えたくない不安なことや怖いことも、準備しておけば少しだけ安心できる。
在宅ケアの組み直しや情報を集めてもう一度新しいやり方を作ってみよう。
私たちをみてくれる整形外科をみつけること。
きっとどこかに待っていてくれる先生にどうか出会いますように。。。


今すぐできることも結構ある。
もうすぐくる冬を前に、ちょっと怖いことも勇気を出してやってみよう。
さっそく冬タイヤに代えたしね。
一つやったと思うと、な～んか、かなり、安心だ。
最初の一歩をふみだそう。