ロックの部屋

2007/05/25(金)13:23

WEATHER REPORT(ウェザー・リポート)『HEAVY  WEATHER』

音楽日記ポップ/ソウル/ダンス(352)

昨日の天気予報によれば、本日(5月25日)神奈川県の北部の天気予報は、午前中は曇りで午後から雨が降るとのことでした。雨の確立は80%だった。けれど今朝の6時過ぎから雨模様。会社に持ち合わせの傘がなかったので、持ち主不明のビニール傘を借用して帰ってきました。(今日は明け番なので) なんて、延々と気象通報するわけではありません。私のフュージョン初体験の【ウェザー・リポート】というバンドについてのレヴュー。初めて聴いたのは、1975年前後でジャズとは違うスマートで透明な音に魅せられてしまった。ジャズがグラマーな貴婦人的なイメージだとすれば、フュージョンはスリムで薄化粧の美人。 演奏はテクニカルで、楽器間のアンサンブル重視。音質は極上でオーディオ的にも楽しめる。リードの楽器はジャズほど固定(自己主張)していない。特にキーボードという楽器と音響芸術の進化によって台頭してきた音楽のような気がする。 そして音楽の持つ癒しの効果、ヒーリングを人間臭さと切り離して、純粋に楽しめるような音楽、そんな音が求められていたのではないだろうか。ちなみに人間臭くなってしまうとプログレッシヴ・ロックの領域にも入ってくると思われます。 1977年に発表された名作『HEAVY  WEATHER』。やはりジャコ・パストリアスのベース音が耳に付く「TEEN TOWN」「HARLEQUIN」などを聴いていると、吸い寄せられてしまい入り込んでしまう。ベース音の余韻のひとつひとつを聴きもらさないようにと。ベースも立派にメロディー楽器に成り得るんだなぁと。もうほんとに渋くて格好いい。 後に【ジェネシス】のツアーメンバーだったチェスター・トンプソンが、かつてウェザー・リポートのメンバーだと知って“ヘェー”と思ったりもしたけど、このアルバムにはいません。 個人的に一番好きな曲は「A REMARK YOU MADE」、朗々と鳴るウェイン・ショーターのサックスの音色にうっとりしてしまいます。流麗で甘く切ないジョー・ザヴィヌルのキーボード、ピアノの余韻も最高です。ジャコ・パストリアスのベースは一音一音が音階となって、言葉になっているような明瞭さだ。 風景を読み、模写する音楽フュージョン。WEATHER REPORTとは旨く考えたバンド名だなぁ…(笑) 東京地方本日は雨、気温22°C。明日(5月26日)は、低気圧は日本の東に進み、次第に高気圧に覆われるでしょう。このため、関東甲信地方では晴れ時々曇りでしょう。関東近海では、今日は波が次第に高くなり、北部の海域ではしけるでしょう。明日も波が高く、北部の海域でははじめしけるでしょう。船舶は警戒してください。 以上tenki.jpでした。 このアルバムをチェックしてみる? ジャコのベースプレイを見てみる? 人気音楽blogランキングを見てみる?

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