ロックの部屋

2012/11/10(土)12:56

Hostess Club Weekender(2012年11月4日ZEPP DIVER CITY東京)

音楽日記ギターポップ/インディ・ロック(219)

お台場なんて、年に1・2回しか行かないものだからZEPP DIVER CITYなるライブハウスが新しく出来たなんて知らなくて、ZEPP東京の正式名称なんだろうと思いこんでしまって、行ったんだけど雰囲気が違ってた。丁度ZEPP東京でもイベントやっていたみたいで、入り口の所で係の人に聞いたら“ここはZEPP DIVER CITYではありません”と言われ、遙か彼方で反対方向のZEPP DIVER CITYまで引き返す。そんなんで、30分前に到着予定が、開演ギリギリにDIVER CITYに着いたのでしたw。 出だしからつまづいたHostess Club Weekender。今回の個人的目玉はPOP ETC。続いてCLOCK OPERA、EFTERKLANG。大概の人はLOCAL NATIVESとTHURSTON MOOREだったみたいですけどね。 CLOCK OPERA、POP ETC 、EFTERKLANGとカラフルインディポップ色の強いバンド達で期待どおりでした。POP ETCはモーニング・ベンダーズ時代の曲と最新作では、明らかに曲調が変化した。ポップとダンスへの接近は、後半のセットで充分に楽しめました。 EFTERKLANGはサウンドに北欧のバンドらしい雄大さがあり、ヴォーカルには大人のダンディな雰囲気があってUSインディのナショナルズ辺りに雰囲気が近いものがあった。女性ヴォーカルも入っていて、艶やかな世界観も創りだしていた。 LOCAL NATIVESも良かったのだけど、もうひとつ強烈な個性が欲しかったかな。何処かで聴いたことがあるような感じで新しさを見いだせなかった。レディオヘッドやフリート・フォクシーズの影響もあるかもしれないが、フォールズにも近く感じました。 THURSTON MOOREの轟音ギターノイズには圧倒されるばかりだったけど、今の自分が欲している音ではなかったかな。相当現実の世界でストレスが溜まっていたりとか、吹っ切りたいものがないと、こういう音は受け入れにくいと思うのだけど。 ZEPP DIVER CITYは新しいライブハウスなためか、音は良い。中音域高音域は良く響き渡るが、低音域に豊かさや、しなやかさがあれば理想的なのだけど……。それから中間辺りに段差もあって後ろからも見やすいような工夫がされていたし、モッシュ対策用の防護バーの数も多めでした。 オーディエンスは5割から7割の入りだったかな。日曜日にしては少し寂しい集客。THURSTON MOOREがトリでは役不足なのか。旬なアーティストではなく、あくまで喜んでいたのは一部のコアなファンだったのか? 次回2月の開催は、ヴァンパイア・ウイークエンドの出演が予定されているので、期待したい。

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