独りではない
私は本を読むのがすきみたいです。ミステリが多いですけど、谷川俊太郎さんの詩は大好きです。以前にも書いたきがするけど、私と同じ思いをしているひとがここに居ると心に響く詩をかく方だからだと思います。 谷川さんの詩で有名なのは、教科書によくでてくる「62のソネット 41」でしょうか。『空の青さを見つめていると 私に帰るところがあるような気がする』からはじまる詩です。教科書には41しか載っていないのですけど他の詩もとても共感できるものです。生きている不安や、人との関係の不安定さに心を痛めながら傷つきながら生きる人間のこころを持っている方だと思います よく考えてみれば、1931年生まれの谷川さんと1972年生まれの私はかけ離れているようだと思えますが孤独や苦しみ、別離の悲しみや生の美しさには誰にも奪えない普遍性があるのだとおもえました。 なんだか、小難しいことを書いてみましたけど図書館にもある有名な本ですのでぜひ気になる方はどうぞ。小説などとはちがって、読みたいときに読みたいところを読めるのでちょっと読みにはうってつけです^^;