クレーマー再び
一昨日の件ででクレーマーにならなくて済んだのですが、クレーマーといえば、10年前の東芝クレーマー事件を思い出します。あるユーザーが、故障が起きた際のメーカーの対応が不満で、自分のホームページに電話のやり取りを公開したことに端を発する事件。メーカー側の担当者からでてきたクレーマーという言葉は、この事件で一般に知られるようになったともいわれています。その後、メーカーが削除を求める法的手段にでたり、東芝の不手際が批判され不買運動が起きたり、このユーザーが名うてのクレーマーだったという報道もでてきたりで大事件に…(そういえばこの人、今年の7月に窃盗事件を起こし逮捕されたようですね)この事件の経緯自体も興味深いのですが、それよりも一個人でも自分の意見を広く世間に発信することを可能にするネット社会というものに愕きます。しかもこれは10年前の出来事なのです。この会話の内容は今でもYouTubeで聞くことができます。夏に買った東芝のダイナブックの件で、サポートセンターに質問したいことがあるのですが、これを聞くと恐ろしくて、電話することをためらってしまいますね。クレーマーの急所はここだ!クレーマー時代のへこまない技術モンスタークレーマー対策の実務と法第2版