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書類選考必ず通過する書類!?
初めて転職をする人も、今回が2度目の転職という人も、「転職のココがわからない!」ということは多いはず。そんな、みなさんの疑問にキャリアコンサルタントがおこたえします。ぜひ、転職活動の参考にしてください。 -------------------------------------------------------------------- 「書類選考を通過するための書類とは?」 転職活動を開始して1ヶ月が経ち、10数社に書類を送りましたが、 1社も書類選考を通過しません。営業経験で培ったコミュニケーション能力 があるので面接には自信があるのですが…。 書類選考を通過するためには、どのような書類を作成すれば よいのでしょうか? (25歳・男性・旅行業界) -------------------------------------------------------------------- 企業に対して自分をアピールできる場は、応募の際の「書類選考」と、書類選考通過後の「面接」の二回あります。「営業でお客様にプレゼンテーションをしているので面接は得意です。」とおっしゃる方が営業職には多いのですが、いくら面接に自信があっても書類選考を通過しなければ面接を受けることはできないので、書類選考は非常に大きなポイントです。 中でも、職務経歴書については書式形式が自由であるため、書く人によって差が大きく、合否の分かれ目といえるでしょう。 では、職務経歴書はどのように書けばいいのでしょうか? ポイントは三つあります。 1. 見やすく、簡潔に書く 2. 仕事内容を具体的に書く 3. 具体的な数字を使って書く 1. 見やすく、簡潔に書く 文字の大きさ、文章の配置に工夫してアピールポイントをはっきりさせることが大事です。 例えば、要約・職歴・成果に分けたり、営業として成果が出たところを太字にするといいでしょう。 内容も大切ですが、企業側が一目見て、読みたくなるように作成することも大切です。 枚数はA4用紙2枚以内がいいですね。 2. 仕事内容を具体的に書く (1)どのようなモノ(自社製品)をどのようなところ(クライアント)に対して どのような手法(営業方法)でどのくらい(取引金額)売り上げたのかを書くようにしましょう。 チームやプロジェクト単位で仕事をする場合もあると思いますが、その際には所属チームの仕事内容と自分の仕事内容をはっきりと分けて書きましょう。 自分はアシスタントレベルの仕事しかしていないのに、チームの仕事をさも自分がやったかのように見せるのは、よくありません。 面接時に業務の詳しい説明を要求され、職務内容が書面と違うことが発覚すると、信頼を失い、不採用となります。 チームと自分の職務内容を混同しないように注意しましょう。 3. 具体的な数字を使って書く 取引金額を書くことは大事ですが、ただ金額だけを書いても企業側はその金額からあなたの営業力を推測することはできません。取引金額だけではなく(2)「営業200名中10位」というように、イメージしやすいように成績を追加する(※b)ようにすると、企業側にあなたの営業力が効果的に伝わります。 また、「自己PRは書いた方がよいのでしょうか?」という質問をよく受けますが、社会人経験の少ない方は職務内容や実績だけでアピールするのは難しいので、自己PRを書くことをおすすめします。 ただ、(4)根拠のない抽象的な自己PRにならないよう気をつけましょう。 例えば、行動力に自信がある、という方の場合、「一日の訪問件数が通常3件のところを10件行っていました。」というように、仕事の場面であなたがどのように行動力を発揮したかを具体的に書くことで、あなたの長所が伝わります。 職務経歴書は、自分を企業に売り込むための企画書のようなものです。職務経歴書の出来しだいで、あなたの企画書作成能力や営業力が問われます。企業側が求める人物像を求人票などから情報収集し、自分の今までの経験と照らし合わせてアピールしましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年08月13日 11時01分46秒
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