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和と風流を愛する粋な部屋

和と風流を愛する粋な部屋

勇次、閻魔様と遭遇する

さて皆様、新ページの第1回目の『和』『風流』『粋』を求めての記念すべき場所は、我が家からもご近所にございます『全興寺(せんこうじ)』です。
こちらにはなんと、あの中条きよしさんがもしお立ち寄りになればきっと震え上がる閻魔さんが安置されてるのです。
なぜ中条さんが震え上がるのか??賢明なる皆様ならすでにお分かりかと存知ますが、中条さんの看板有名曲『うそ』にちなんでるのです(^O^)
『嘘をつくと地獄の鬼に舌を抜かれるぞ!』とよく僕が幼い頃、祖母や祖父に言われたものです。そしてとうとう僕は閻魔さんに直接お会いしてきました。
『閻魔』をお奉りしたお寺は全国的にみても大変珍しいのではないでしょうか。
そんな珍しいお寺『全興寺』を探索して懐かしい駄菓子にも遭遇して参りましたのでリポートいたします。

全興寺
場所は大阪市内の平野区平野本町の商店街の中を進むと上の写真のように大きな看板に遭遇します。
そして何より驚くのが下の看板の文字に目を惹かれます。
嘘をつくと舌を抜かれます!
↑の看板の絵がなんかすっごく僕好みの絵なので(^^)
そして奥に入ると西国八十八ヶ所の札所巡りの仏像が迎えてくれます。
そしてさらに奥に進むと僕の生まれ年の守り本尊と言われている「不動明王」が小さな池に安置してあり、いわゆる「水掛け不動」と言われてるようでして、僕もお水を掛けてお参りしてきました。
そしてさらに奥へ行くと下の写真の本堂が見えます。
本堂(全興寺)
すごく『和』を感じるお寺でその周りの木々には柿の実ができていたり、なんだか時代劇に登場しそうなお寺です。写真もかなり綺麗に撮れたので感激しました。
元々、この平野区という町は歴史も古くから記録されており現代でもいたる所に民族資料館や博物館などもありそれらをバックアップして支えてる方々も大勢いる町なので祭りも伝統も全国からも指示されているほどなのです。
ですからこの全興寺の周りもそうですが、今も蔵のある家や武家屋敷なども多数現存しています。

そして境内の中でまず目に付いたのが写真の立て札です。
地獄の音
なんでも下の写真の石の穴に頭を入れると「地獄の釜の音」が聞こえるらしい・・ので僕も早速実行してみました。
地獄の釜の音石
結果・・う~ん、確かに「ゴー!ゴー!」という風を切る音が聞こえましたが・・・(^^;)まあ、地獄に僕は行きませんから(笑)

そしてそのちょうど向かい側に『地獄堂』がありそこに今回の「うそ」の主役である中条きよしさんを裁いてくれる「閻魔様」が待っているのです。

地獄堂入り口
↑の大きな看板が入り口に掲げられており僕も何やらドキドキしてきました。
でも僕は「うそ」はつかない良い子ですから(笑)
「うそ」はつかないで「うそ」は歌うものです!と我ながら見事なオチをつけて入場の瞬間です。(ちなみに無料ですので)
そして閻魔さんとご対面する前に下のような採点方式の『極楽行きか地獄行きか』をチェックできる機械がおいてありましたので、僕もチャレンジしました。
結果は当然『極楽行きの資格あり!』と音声で告げていただきました。
もし皆様もこの検査?を試してみたいなら下記アドレスまで行ってみてください。
http://www.senkoji.net/EnmaCheck/gokurakucheck.html

天国?地獄?

そしていよいよ内へ潜入です!中は薄暗くまず目に映るのが下の写真の「裁判官」の方々のお人形でした。中央の一番上の方が偉い人っぽいな(笑)
裁判官
そしてその反対側には等身大??とも思える大きな大きな赤鬼が巨大なペンチ?みたいな物をもって睨んでおります。その左横に見えるのはビデオモニターで地獄の様子がモニターで写し出されるのです(約5分間くらいの実写と漫画を混ぜたビデオが流れます)。そして存分に地獄を勉強してその「怖さ」を知った後、閻魔さんに対峙するのです。
舌を抜く鬼
↑の写真の赤鬼のペンチ?凄く痛そうです。あんなので舌を抜かれるんだったら今後一切「うそ」は歌えません!・・・歌はいいのかな!?
そして正面を向くとそこには恐ろしい形相のあの閻魔様が!!!
閻魔さんの全景
お釈迦様やお地蔵様にはない迫力でこちらを睨みつけております。
そして僕はお賽銭を少々入れて『うそはつきませんが、うそは唄っても許してくださいね』とお祈りをして出てきました。
あの『必殺仕事人』の中村主水ですら「地獄の閻魔さんには内緒にしてくれよな!俺が仕事人だってことを・・」と言うくらい昔から「閻魔」と言うフレーズは何かの戒めのような響きをもっている名前でもあるのではないでしょうか。
で、下の写真を皆さんの日常の戒めのために作りました(笑)よ~く見ておいてくださいね(^^)
コラ~!嘘をつくな~!!!


そして、同じ全興寺の境内にある『駄菓子屋さん博物館』も見てきました。
駄菓子博物館案内
すごくレトロで哀愁漂う建物の中に僕たちの世代よりもむしろもう一回り上の方の世代?の駄菓子屋さんの様子が展示されていました。
中に入ると先ずは開口1番『おお!懐かしい!』と誰しも言いたくなるはずです。
お面やめんこ、当て物、ビー玉・・・もうどれもこれも欲しくなります(^^)
駄菓子博物館
勿論、入場は無料ですが、お菓子を買ったり商品を触ることはできません。
でもほんとに最近はこんな写真のような駄菓子屋さんを目にする事がなくなりましたよね。僕が小学生の頃くらいまではたくさんあったのですがね・・・
でも今ある駄菓子屋さんは意図的に作られたお店ですから洗練され感じがしますよね、でも昔から本当に一貫してされてる駄菓子屋さんは僕がいう「粋」な哀愁というか、悪く言えば「泥臭い」(当然よい意味で)感じのするお店こそほんまもんの駄菓子屋さんだと思います。
下の写真は当時の駄菓子屋さんの模型です。本当によくできてました!
小さな小さな飴や玩具がとってもレトロでキュートで「僕もこんなん欲しい!」とだだをこねたくなりました(笑)
駄菓子ギャラリー
時代劇スターのブロマイドなんて僕はもう見た瞬間「うおお!」と叫んでしまったです(^^)若かりし頃のスターの写真もあり、「やっぱりレトロはよいな~」と思う今日この頃でした。
古い駄菓子
そして後ろ髪を引かれる思いで博物館を出ると外には下の写真のようなパチンコ台・・と言っても元祖も元祖の「手打ち台」が置いてあり実際に無料で遊べるのです。当然僕も自称パチプロを豪語しておりますので挑戦いたしました。
元祖パチンコ台
結果・・・1発も中央のチュ-リップ(入賞口)には入らずでした(TへT)
さすがに台をどついたりはしませんが、微妙にイラつきました(笑)
そして今日の記念におみくじを引いたところ今回は「吉」でした。
その後、僕も写真に残したいと思い写ったのはいいですが、下の写真のセリフを参考に見てください。

浪花の勇次参拝
ああ、何だよ、オチがこれかよ・・・うう
浪花の勇次ぼやくの巻

皆様、いかがでしたでしょうか?今回のリポートは!?僕、浪花の勇次の最新ショットも公開できましたし(最近飲みすぎで顔色悪い?)反響がよければ(いや、悪くても)今後も2回目、3回目と「和」「風流」「粋」を求めて全国を駆け巡りたい(おいおいそんな費用ね~よ)と思いますので皆様どーぞ応援してくださいね!
また感想なんかも掲示板やメールなんかで書いていただけたら幸いです。

ではでは、次は「恵比寿祭」のリポートでお会いいたしましよ!
平成17年1月9日・大阪市平野区平野本町4-12-21「全興寺」からの粋なリポートでした。
http://www.senkoji.net/



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