テーマ:航空業界(1764)
カテゴリ:飛行機
再び成田に戻ってきました。
ホノルル→成田 8時間と45分。 成田周辺は雲ひとつなく快晴、気温も15度で桜も満開! 春まっさかりという感じです。 成田に進入中に7日の昼頃に日本貨物航空(NCA)のジャンボジェットのエンジンが滑走路に接触した話になりました。 7日といえば、私がホノルルに戻るフライトのあった日で、かなり横からの風が強かった記憶があるのですが、まさかその日の午後にそんな出来事があったなんて知りませんでした。 飛行機って基本的に正面からの風は問題ないのですが、横からの風には弱いんです。 極端な話、正面からだといくら強い風が吹いても離着陸できるのですが、真横から強い風が吹いていると制限値を超えてしまって、離着陸できなくなります。 ちなみにジャンボジェット機だと約12m/sの横風が吹くと離着陸できません。 参考までにその時の気象状態を調べてみると、、、 RJAA 070400Z 23026G43KT 3200 -BLDU NSC 22/09 Q1009 西南西の風が吹き荒れてました。 成田の滑走路は南南東の方向ですから、右からの横風で且つ土ぼこりが舞って視界も悪くなっていたようです。 日本貨物航空のパイロットをかばう訳ではないですが、かなり厳しい気象状態だったことが容易に想像できます、一応横風の制限値には収まっていたようですが、、、、 同じ飛行機を数年飛んで、ある程度経験を積むと操縦に自信がついてくるのでこれくらいの気象状態なら大丈夫だろうと思うときがあります。 操縦に自信を持つことは良いことだと思うのですが、自分の技量を過信をすることなくいつでも冷静にGO/NO-GOの判断をしたいものです。 (今日は自分自信への日記です) ブログランキング参加中、ご協力お願いします。 ↓をクリック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.09 20:00:32
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