2016年12月24日。
今年もひとりぼっち。
もう慣れているからと強がってみたものの、
いつもこの日は淋しさ倍増。
マイノリティーを痛感しつつ、
マイノリティーであることを誇らしく思う、
パラドックスな自分がいた。
あっ、サンタクロース。
いや、違う
オレの前に現れるサンタは、いつも幻。
ケーキなし。チキンなし。シャンパンなし。
あるのは、東海漬物のきゅうりのキューちゃん。
醤油で漬けたキューちゃんをポリポリ言わす。
ふと星空を見上げた。
来年のイブ、同じ星空を見られる人はどれくらいいるだろうか。
シャンパンの代わりに、KIRIN FIRE 挽きたて微糖コーヒーを片手にそう想う。
クリスマスの「愛してる」の言葉は、
クリスマスキャンドルの灯りとともに消える。
クリスマスの「I LOVE YOU」は、
シャンパンの酔いから覚めるとともに消える。
クリスマスのサンタクロースは、
大人になったと自覚した瞬間に、目の前から、すっと消える
ひとりぼっちのクリスマスイブ。
酔いたくても酔えない、
大人の自分がそこにいた。
ひとりのクリスマスに乾杯
それでは曲です。浜田省吾の「MIDNIGHT FLIGHT ~ひとりぼっちのクリスマスイブ~」と、
クレイジーケンバンドの「クリスマスなんて大嫌い!!なんちゃって」
2曲続けてどうぞ!
メリークリスマス!