[季節の花]の記事一覧 | 　「花いかだ」　～旅こよみ～

　ハシドイ

　　９年目にしてやっと開花～　ハシドイ　～２００６年　ある場所でカエデの種子を拾って　持ち帰ったその中に　紛れ込んでいた　種子が発芽今年高さ３～４mほどに成長し初めて花をつけた円錐形の香りのよい小さな白い花がびっしりと・・・早速図鑑で調べたライラック(ハシドイ属)とおなじ仲間のようだ　ハシドイ　(別名　キンツクバネ)　落葉高木日本に自生するライラックの仲間はこれだけらしい大事に育てなくては・・・・　

2015.05.31

　ドクダミ

　　　　うす暗闇に咲く白十字～　ドクダミ　～古くから薬草として利用されている　ドクダミ　毒を留める　または　止める　という意味をもっている別名　「十薬」とも呼ばれ　１０の薬効があると言われているこの植物　独特の臭いがし　嫌われものである　と同時に　地下茎でどんどん広がり庭の厄介者であるしかし、　乾燥させて　ドクダミ茶にすると　以外や　以外　あの臭いが　消える全く　ゼロになるかというと　そうではなく　少し臭うが　苦になるような臭いではない私は　このドクダミ　に　ミント　を少し加えて　ハーブ・ティーとして　朝のトーストと一緒に飲んでいる体内の毒素が排出されて　血行もよくなり　免疫細胞も活発になり　様々な病気にも効果があると言われているあの厄介者も一手間加えると薬になる

2015.05.30

沈丁花

甘い香りを漂わせ　春の訪れを告げる～　ジンチョウゲ　(沈丁花)　～早春の花として　また香りの花として親しまれる日陰でもよく育ち　樹形は丸くなり　高さは1.5mぐらい花には花弁はない　　花弁のように見えるのは　筒状の萼(がく)で先端が4裂して広がる香りの三香木とは春・・・・沈丁花　夏・・・・クチナシ　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋・・・・木犀　　　　　　　　　　　

2015.03.21

早春の花

　　　　　　　　　　春一番の山野草　　　　リュウキンカ(立金花) 南向きの低い石垣　その前に今年も黄色いつやのある花が咲きだした名前の由来は　花が金色のように見え　花茎が立って咲くため　なるほど　そのものずばりだ図鑑をみると　金色に見えるのは花びらではなく　ガク片らしい　山地の湿原や水辺など湿った所に成育するようだが　我が家では乾いた庭だ植物は環境にある程度適応するからなぁ～花期は4～5月高地では7月まで咲くようだこの花には問題がある　繁殖力が強く　庭一面に広がる花期が終わるといつのまにか自然と姿が消えるが　地下に小さい球根らしい地下茎があり　耕すたびに移動して広がっていく　　　注意　　注意　 2月はきょうで終わり　　　明日は弥生　3月だ　　

2015.02.28

大寒の候

　　　　　　　一年で一番寒いこの時節二十四節季でいう　大寒寒くて部屋の中にこもりがちになる日々　徐々に日の入りが遅くなり昼間の時間が少しずつ長くなっていくこの寒さの中に咲くロウバイの花冬の花の少ない季節にひっそりとうつむき加減に咲き　香りも　花色もいい名の由来はロウ細工のような梅に似た花　蝋梅(ろうばい)だが　梅とは縁遠い　ろうばい科あたらしい月の始まりもあと一日で過ぎ立春　までもうすぐだ

2015.01.30

ダルマウツギ

～　「ダルマウツギ」の開花　～今日６月２１日は夏至だ北海道　を除く日本の大部分はつゆの真っ只中だが当地は雨が少ない今日夕方から久しぶりの雨になった　２４節気の一つで北半球では一年中で昼間の時間が長く夜が短い日である３年前友人から「ダルマウツギ」だと言ってもらった　ウツギが開花したしかし　図鑑に「ダルマウツギ」という　名は存在しない　よく似ているのは　「サビタの花」で知られる「ノリウツギ」がこれに似ている友人が勝手につけた名前なのか・・・・円錐形に咲く花は　ダルマのように見えるかもしれないが・・・・少し　無理があるようだたぶん　「ノリウツギ」で間違いないだろう今度　会ったら聞いてみたい　　～　近　況　～パソコンを買い換えた　XPから8.1に悪戦苦闘してやっと日記が書けるようになった書くのをさぼるとついその気になってさぼってしまう６月も後半に入る　　半年の時間が流れたボチボチと遡って書くようにしよう

2014.06.21

晩秋

～　深まりゆく秋　～晩秋　コナラの落葉が始まり五竜岳の八合目まで雪だ四季のある国に生まれたことを幸せに感じる人は多いとおもう一ヶ月前は連日うだるような暑さだった暑さが遠のき　風が心地よいと思ったら　秋の始まりだ抜けるような青空に気持ちまで晴れ晴れしたり　風に葉が重なり合うかすかな音に耳を傾けたり　秋は楽しいことがいっぱいあるこの素晴らしい季節はつかの間に終わってしまうガマズミの赤い実エゴの黄葉カエデの紅葉タマアジサイの花　ドライになっているイカリ草の紅葉朽ちた松の切り株にキノコが・・・・ヤマアジサイの紅葉今日は冷たい雨　庭仕事ができず　本と音楽・コーヒーの贅沢な一日白い粉雪が舞い初雪が黄葉の上に積もるわぁ　もう　冬がきたぁ～　　エゴの黄葉に初雪イカリ草の上にも新雪カエデの葉に粉雪が・・・ダンコウバイの黄葉にも新雪が・・・通りのコナラに雪　早く落葉しないと折れるぞ～いよいよ長い冬の始まりがきた　五竜岳は裾のまで雪に覆われた短い小さな秋を楽しんだ

2013.11.25

ギボウシ

～　ウナズキギボウシ　～ギボウシの花は終わってしまったがこの　ウナズキギボウシ　の花はこれからだこの花の特徴は花茎を真横に出して垂れ下がるで、「ウナズキ」　と呼ばれるらしい自生地は紀伊半島、四国、九州　と　暖かい地方の湿地の岩場　懸崖となる多年草

2013.07.18

半夏生

　　　　　　　　　　　　　　　　葉が化粧する・・・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　半夏生(半化粧) 七十二候の1つ「半夏生」（はんげしょう）我が家にある半夏生という植物初めはすべて緑色だった葉が夏至の日から11日目　半夏生　(今年は7月2日)この頃になると開花期花穂が垂れ下がり　葉の付け根の部分から半分ほど白く変化する不思議な特徴をもつ、あたかも化粧(半化粧)しているかのようだ白く色変わりした葉は、花が終わった頃には再び緑色になる花はかなり小さく多数集まって穂状につく　　開花前は垂れ下がっているが、咲き始めるとピンと立ち上がる　花には花びらもガク片もなく総苞片と雄しべ、雌しべのみであるきれいな花とは言い難い普段は目立たないが開花期になると葉の白さが目立つ不思議な植物どくだみと同じ仲間なので独特の臭いがある

2013.07.14

モッコウバラ

～　モッコウバラ　～庭のモッコウバラが咲いた多くの人はバラが好きだ　しかし、トゲがあるので栽培をためらう人も多いそういう人には　このバラをどうぞ・・・・　　トゲがないのだ花は小ぶりで　八重咲き淡い色調が上品な感じがする蔓性でよく伸び垣根・アーチに最適だ秋篠宮眞子様のお印に使われている

2013.04.28

フォーゲット・ミー・ノット

～　忘れな草　～庭を彩る青紫の小さな春の花私を忘れないで・・・・・・　　と毎年　こぼれ種から芽を出し綺麗に咲いてくれるほんとに　たくまして素敵な可愛い花今年も　みごとに咲き誇りました

2013.04.24

七月の花　～　サルスベリ　～

　　　ユーモラスの名　　　　　　　「さるすべり」　　　　　　真夏に咲く花はすくないけど、サルスベリの花は夏の青空に似合う。別名、百日紅(ひゃくじつこう)　　100日間ほど長く咲く花と言うらしい。サルも滑るほど、樹皮がはげ落ちて木肌はなめらかになる。花弁は六枚でシワシワがある。

2010.07.24

七月の花　～　タマアジサイ　～

　　　　「タマアジサイ」白馬から持ってきた「たまアジサイ」雪国育ち、寒冷地に適応した植物、当地で咲くか心配していた。植物の適応能力に驚き今年、見事に開花した。蕾が球形なのでこの名があるわかりやすく納得する名前だ

2010.07.23

七月の花　　～　うばゆり　～

　　　　「ウバユリ」藪の中や木陰に生える多年草今年、やっと二輪の花を付けた。花が咲くとき葉(歯)が無くなって咲くから「姥(うば)ゆり」、という。しかし、下部には開花時でも葉が残っている。果実はドライ・フラワーとして利用する。

2010.07.22

七月の花～　ハゼラン　～

　　　　　　　～　ハゼラン　～朝型でもなく、夜型でもなく、午後3時頃から花をさかせるのんびりタイプの雑草桃色に染まった米粒を半分ぐらいに小さくしたような蕾がパチット開く花が終わったあとの丸い果実は線香花火の落ちそうで落ちない炎のかたまりにそっくり

2010.07.20

七月の花

　　「うなずきぎぼうし」一昨年、ご近所から頂いたギボウシ、なんの特徴もない普通のギボウシだったが、花がが咲いて、初めて貴重なギボウシと判明する。その特徴とは・・・山中の湿った岩上に懸崖状態で生育する多年草花茎は下に曲がって下がり、蕾の時は内に花序を包む。花穂は短く、花は多数つく。生育地域は暖地　和歌山・四国それにしても、うまく名付けたものだ。　　　拍手　パチ・・　パチ・・

2010.07.19

ヒマラヤの花が日本で・・・

2009(平成21年)　12月31日　大　　晦　　日昨年、エベレスト街道で見たダリア・・・・・・春に植えた「皇帝ダリア」元気よく育ち、3メートルほど高さになり、一重咲きと八重咲きの花をつけた。この花は短日植物で日照時間が短くなると咲くが街灯や照明があると咲かない。今年は今日で終わり・・・・・来年は素晴らしい年でありますようにお祈りいたします。

2009.12.31

オオタニワタリの新芽

シ　ダオオタニワタリオオタニワタリの新芽が出てきました。肉厚の葉は綺麗、食べたらおいしそう

2009.06.06

サイハイラン

野生ラン　　　　　　　サイハイラン　(ラン科)　　が咲いた二年前白馬山麓の牧寄スキー場後で採取したサイハイラン、今年やっと咲きました。この野生ラン、葉っぱは一枚で花茎が伸びてくると枯れる。花が終わると地上には何も残らない。地下に球根(偽鱗茎)があり、夏場を過ごす。戦場で大将が戦陣の指揮で使った采配に見立てて、名前が付けられたそうだ。 ※　牧寄スキー場このスキー場は今は存在しません。このスキー場を知っているのは団塊の世代以上の人かと思う。　学生時代ホームゲレンデとして滑っていたので、何十年ぶりかに訪れた時偶然に見つけたランである

2009.06.01

ウラシマソウ

ウラシマソウ　(サトイモ科) 庭に植えた記憶はないが、ここ数年花を付け、廻りに子孫を増やし続けている。ウラシマソウのウラシマは浦島太郎。　ハァ～　と首をかしげるかも・・・　関係あるの～　　仏炎苟(ぶつえんほう)筒状のものの内部から付属物が長く伸びる。写真では途中切れているが、40～50センチほどになっている。これが浦島太郎の釣り糸に見立てられたという。名付け人の発想にはユニークなセンスが・・・・・左隅の黄色は黄エビネの花

2009.04.21

七月の花　　　～　ぎぼし(擬宝珠)　～

～　ギボシ(擬宝珠)　～日本古来の植物で山野に自生、家庭の庭先でよく見かける。ヨーロッパに渡り品種改良されて、人気を得てホスタの名前で日本に逆輸入小さな可憐な葉っぱから大型の葉っぱまで多彩、斑入り葉や覆輪の葉まで、花を楽しむより葉を観賞する植物だ。半日陰を好んで育つので、日陰の庭の主役として近年もてはやされている。

2008.07.10

七月の花　　～　クチナシ　～

　　　　　　　～　クチナシ(梔子)の花　～　　　　　　　一重咲きのものは日本産アメリカに渡って改良され八重咲きになって「ガーデニア」に・・・・・・薬効のある実がなるのは日本産の一重咲き10-11月ごろに赤黄色の果実をつける。この果実は熟しても割れないため、「口無し」という和名の由来となっている説。他にはクチナワナシ（クチナワ＝ヘビ、ナシ＝果実のなる木、つまりヘビくらいしか食べない果実をつける木という意味）からクチナシに変化したという説。昔の人は、着物のたもとにこの花を入れて、甘～い香りをお香がわりに楽しんだとか。花言葉　「私は幸せです」は、素敵な甘～い香りを運んでくるからでしょうか。

2008.07.08

七月の花　　　～　フウラン　～　　　　　　　野生ラン

～　ふうらん(風蘭 )　～　　　　風の蘭という名前　粋な名前が素敵です。花は梅雨時に咲き、白くて、　あ～ま～い香りが風に載ってはこばれてきます。山野の樹木の上に着生し空中に根をのばし(気根)水分と栄養を吸収する野生ラン。当地では谷沿いの柿の木に着生しているのが時々見かける。写真はソテツの幹に着生させたフウランの群生です。フウランの変異体で高価な「富貴蘭」がある。

2008.07.07

七月の花　　～　ねじばな　～

七月に入って梅雨の中休みか・・　　梅雨空けか・・連日30度以上の暑い日が続く。鉢植えの「ねじばな」(もじずり )が咲き出した。本来は芝などと共生しながら生育する野生欄であるが鉢植えにしてもりっぱに育つ。淡紅色の米粒大の花を螺旋状にねじれながら咲く姿は可憐である。ねじれ方は右ねじれと左ねじれがあるみたいだ。

2008.07.06