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サティアンには前もってアポ取って進入しました。 ご丁寧に担当者三人さんが出迎えてくれました。 サティアンの正体は??? ガスはガスでも、 サリンの様な有毒ガスではなく、 生活に欠かせない天然ガスを供給する パイプラインを整備するため 大阪ガス・多賀ガバナステーション の工事のためのサティアンでした。 イヤ・・・・・ 現場事務所でした。 多賀から四日市60kmを結ぶ大工事です。 草津から多賀を結ぶ滋賀ラインも建設中で、 完成すると、関西と東海がラインで結ばれることとなります。 以前はタンクローリーでの運搬が主流でしたが、 ラインが整備されることによって、 ガスが安定供給されることになります。 百○○億円と とてつもない費用をかけて整備される その思惑とは???? この大事業の発注者は大阪ガスと中部電力。 中部電力の発電方法の割合は 火力 11ヶ所 22,369千kW (内燃火力含む) 水力 182ヶ所 5,218千kW 原子力 1ヶ所 4,884千kW 合計 194ヶ所 32,471千kW 中部電力の場合、圧倒的に火力発電に依存しています。 しかも火力発電の燃料はLNGが増えてきています。 伊勢湾を取り囲むように 火力発電所が点在しています。 中部電力は浜岡原子力発電所のみで 過去に三重県に建設の計画がありましたが白紙になって 火力発電に頼る方法になってしまうんですよね。 浜岡原子力発電所で事故を起こしているので、 原子力発電の建設は難しいのでしょうね。 しかしどこの電力会社も原子力はリスク高いのに 『原子力発電は発電時にCO2を出しません。 新エネルギー同様、環境にやさしいクリーンなエネルギーといえます。』 だと・・・・・!! CO2を出さないとクリーンなんですか? グレーな話ばかり聞くのに、 堂々とクリーンですと言い切るとこが凄いですよね!!!! ん ん? 「新エネルギー同様???」 新て 太陽光?風力?地熱? ひょっとして「エネファーム」? 正義の味方と友達だと見せかけても、悪役は悪役ですよ! 話は戻って、 大阪ガスにはもう一つの目的がありました。 滋賀県では都市ガスの整備が遅れていて、 プロパンガスが主流です。 そこに割り込んだのが「オール電化」 滋賀県の新築の電化率は7割を超えています。 大阪ガスとしては、あの手この手と仕掛けていますが、 「オール電化」強しですね。 しかし 「エネファーム」の出現で大きく変わりそうな気配が・・・ お客様から「エネファーム」設置の依頼をいただいたので、 大阪ガスから詳しい説明を聞きました。 ・・・ん ・・・・ん ・・・・・・ん 今の時点では「元を取る」ことは難しそうですが、 確かに色んな可能性がありますね。 パイプラインの整備も将来のエネルギー革命を 見込んでの先行投資でしょうか? 「エネファーム」の技術の進歩と、 コストダウンが出来れば、 大阪ガス!巻き返しとなるか! 目が離せません。 ・・・ということで無事帰還しました。 お土産付きでね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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