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カテゴリ:百年の家
山之神スタジオのメインテーブルです。 この木は「吉野松」です。 吉野と言えば杉・桧が有名ですが、 松は珍しく、しかも中杢も珍しいし 綺麗な木目のテーブルです。 スタジオに起こし頂くお客様を 優しく迎え入れてその場を 和んだ雰囲気にさせてくれます。 オープンして7年半になりますが、 ここ一年はほぼ毎日から拭きで 磨いていますのでこんなに光っています。 このテーブルにはすごく「愛着」を感じています。 だから大切に使います。 椅子も床も無垢のオイル仕上げなので 使えば使うほど味わいが出てきます。 「愛着」って一日二日で出て来るものじゃないですよね。 年月をかけて触れ合い大切にする 気持ちになってこそ「愛着」が出てきます。 物に対して、又土地(地域)に対して 「愛着」を感じないと居心地悪いですよね。 我々の目指す家づくりは「百年の家」です。 建物が百年持つだけでなく、 家の性能も百年変わらず、 そこに住まう家族も健康で長生きすることの出来る家。 そんな思いで家づくりをしても 住みにくい間取りであったり 立てたとき峠で段々ときたなくなっていく家 それでは、家に飽きが来て結局百年経たないで 立て替えられることになってしまいます。 私が考える「百年の家」は 百年間の家族のライフスタイルに対応出来る 「I DO」システムによる可変性のある間取りと、 塩ビシートなどの「なんちゃって建材」じゃなく 無垢か突き板の天然の木の素材を生かした内装材 日本の風景に合った外観 飽きの来ないデザインによって統一され 古さを感じない、そんな家づくりを目指しています。 日本の文化は木の文化です 我々大工は代々受け継がれてきた 伝統工法にて家を建てます。 適材適所で木を生かすことのできる 技術と経験を持っています。 ですから住みながら、お手入れして手を加えて 住んでいただくと、段々と味わいが出てきます。 そうすると家を大切にする気持ちが出てきます。 その気持ちが「愛着」のある家になっていくと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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