カテゴリ:読書感想文
書名 : ほんとうに使える論理思考の技術 ****** 目次 ****** はじめに ビジネスは論理でツカんで、心理で動かす! 序章 論理思考を学んだ「残念な人」たち 第1章 論理でツカむ!論理思考のコツ 第2章 心理で動かす!「CRICSS」の法則 第3章 実践!明日から使える5つの心理テクニック 第4章 ほんとうに使える論理思考の技術 特別付録 これだけで大丈夫!ビジネスでほんとうに使える8大フレームワーク ********* 本文より ********* 論理思考「だけ」じゃ、ダメだ。 必要なのは「論理と心理」を融合して、聞き手の気持ちを動かすようなコミュニケーションです。 論理的コミュニケーションの本質とは「主張」と「根拠」を分けることです。 「1主張に3根拠」。それが心をツカむ秘訣。 1つの主張にできるだけたくさんの根拠をつけることで、説得力を高めるのです。 1つの主張に対して根拠を増やすのはよいのですが、それがあまりにも似たようなことばかりだと、かえって説得力を落としてしまいます。 なので、せっかく根拠を増やすなら、いろんな方向性のものを追加していくといいですね。 1つの根拠を深く掘っていくだけでなく、いろんな方向性のものを追加していこう。 それぞれの根拠(サブ主張)に、それを裏づける客観的な事実を足していきましょう。 ピラミッド・ストラクチャを使う大前提は、目に見える形で実際に書いてみることです。 ************** 読んで感じたこと ************** ビジネスマンにとっては必須のスキルであるロジカルシンキング。 書籍はたくさん出版されていますが、理論先行な感じがしてイマイチ使える気がしませんでした。 そんな中で本書は、論理思考だけではダメだというまさかの発言。 ロジカルシンキング本では珍しく、論理と心理の両面からのアプローチを行っています。 本書の冒頭でも書かれていますが、ただ論理的なだけだと鬱陶しい人間です。 あなたの勤めている会社にもいませんか?やたらとつっかかってくる人。 そういう人間にならないためにも「人を動かす」技術が必要です。 それこそが「心理」なのです。 論理と心理の両方があってこそのロジカルシンキング、これに物凄く納得しました。 肝心の論理については、かなりシンプルに余計なものを削ぎ落としてくれているので、私にはかなりわかりやすかったです。 物足りない方もいるかもしれませんが、その場合はもっと理論的なものを読むのがよいと思います。 わかりやすく、納得の一冊。ロジカルシンキング初心者の方にオススメです。 ********* 1冊1実行 ********* 1主張に3根拠! ****************** こんな方にオススメ! ****************** ●ロジカルシンキング初心者の方 ※本を読んで気になった部分や自分が感じた内容について記載しています。 オススメ寿司屋:日本橋 鮨の与志喜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.08.18 22:20:52
コメント(0) | コメントを書く
[読書感想文] カテゴリの最新記事
|