君の世界が終わるまで

月―――ギンイヅ

まるで夜毎に満ち欠けを繰り返す月のように、
僕と貴方の関係も愛情と裏切りを繰り返すばかり。
甘い愛を囁いたと思えば次の夜には酷薄な言葉を語る貴方の唇。
それを酷いとも思わない自分は狂っているのかも知れない。
初めて貴方の熱い楔に体を貫かれた時に感じたのは愛なんて甘美なものではなく、
絶対服従という主と従の見えない鎖で繋がれた体の契りだった。
僕を組み敷く貴方に背く事は決して許されず、どんなに酷い抱き方でも受け入れなくてはならない。
それが絶対服従。
貴方に従順に応じる僕を見る目は鋭く尖った三日月のように弧を描き、
覗く瞳は血に濡れた様な赤さと宝石のような輝きを秘めている。
いつも貴方は愛情と裏切りの関係を愉しむようでいて、どうでもいい様にさえ思っていた。
貴方の心の中は僕には新月の夜と同じように真っ暗闇に思えてならない。
それでも、僕に愛を囁く時はまるで満月の夜のように美しい光が見える。
その、銀糸のような細く滑らかで美しい髪がそう思わせるのだろうか。
僕と貴方の関係は月ととても酷似していて割り切っていても時折寂しくもなる。
いつかこの関係が月と太陽のように――僕が貴方という月を照らす太陽に、貴方が僕という月を照らす太陽に――なることを願うのはあまりにも馬鹿げた夢物語なのでしょうか。

Fin

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先日、空を見上げたら三日月が浮かんでいたので何となく思いついてしまったイヅルの独白もの。
イチャラブなギンイヅも大好きなのですが、こう言ったシリアス路線なギンイヅも大好き。
困ったことです。傾向が定まらなくなるじゃないかｗｗｗ
最近ギンイヅを書いてないな～っと思ったのでやってみましたってことでお許し下さい(^^;

さて上の画像はギンイヅと何ら関係のない今日の夕飯のデザートです。
今日の晩御飯はバー●ヤンで家族で外食だったのでデザートに「いちごアンニン」とやらを頼んでみました。
見ての通り苺が乗っかってるだけなんですがやっぱり「いちご」には反応してしまいますｗ
隣のお茶は「祁門紅茶(キーマンコウチャ)」とやらです。結構飲みやすかったです♪

あ、タイトルの話が最後に来ちゃった。
今日はニャンコの爪を切るべく頑張りました。特にアキナｗ
抱っこして「さぁ切るぞ！爪をお見せ!!」と前足を取って肉球を押すといきなり「うぅ～」と唸りだすンですな～これが。
それに負けてたら何時まで経っても爪が切れないので強行手段。
2～3本切った後解放して、また捕まえて2～3本切って解放して、の繰り返しで切りましたｗ
コナンちゃんは割りかし楽に切らせてくれるンですけどね～臆病者だからｗ
とりあえずこれで犠牲が減るな･･色々とｗｗｗ