H24.5/27(日)は、娘の小学校の運動会。
日食の日と同じくらい、曇ってくれると楽なのに、こんな日に限って雲ひとつない晴天。本当にタイミングがあってない。でもまあ、土砂降りの雨よりはいいですけれど。
夜行性の私は、露出部分(顔・腕)が真っ赤になって、もうちょっとで砂になるところでした。(でもニンニクは嫌いじゃない)
終わった後の夕方、今回はSDカードを忘れずに持って帰って、太陽の撮影にトライ。
やはり日食眼鏡では、1000mmの焦点のクリアな写真は撮れないかな?NDフィルターを仕入れたほうがよさそうです。
動画も撮ってみました。この黒点が動画でも見えるので、このままでも十分金星は見えるかも。
保存ファイルがQTなので、今使っているWINでは動画編集ができませんでした。
もしうまく撮影できたら、QTで編集してみよう。
天文ファン歴は長いのに、望遠鏡は持っていなかったので、暗い天体を導入する能力があまりありません。ともかく手軽に見てみたい!という思いで、スカイポッドを購入しました。写真を撮る時間的余裕がない、と思っていましたから。
スカイポッドは確かにモーター音は響きます。暗い所を見ている途中で目を移すと、目が痛いくらいコントロール画面も明るいです。
私の住む住宅地で使っている限りは、近くの国道の音、自宅前の街灯、のおかげ(?)で、作動音も明るさも、気になりません。
導入速度もかなり早いです。昔四苦八苦して導入していた天体が、あっという間に視野内に入って来ます。最大の難点は、機械に頼らなくても自分で導入できる、と思っても、クランプフリーにできず、モーターで導入するしかない、というところです。
天体を目で見てしまうと、次は写真も撮ってみたいという、天キチの血が黙っていません。そしてSXDを買い足してしまったのです。
その直後に静かなSXPが発売されました。
この世の中、タイミングというのはいつも微妙ですね。日食のときもそうでしたが、もうちょっと早く雲がどいていてくれたら・・・、なんて、恨み節ばかり・・・。
次回の金星日面通過も、タイミングがずれないことを祈るばかり。
そこひなき淵やはさわぐ山河のあさき瀬にこそあだ浪はたて (素性法師)
大騒ぎして、じたばたして、金星に出会えない、または、完成度の低い(底の浅い)写真しか撮れないより、静かにじっくり、待っていよう。
(こんな写真をアップして騒いでおいて、よく言ったものだ、と反省はしてます)