本日インフルエンザの予防接種をしました!
毎年ワクチンの内容は、流行を予想して少しづつ変えてあるそうですが、
なるほど、それで、射つときに、痛い年痛くない年があるのかな~。
今年はいたくなかったですよ~~!
ところで・・・
今日の写真のテーマは、光害カットフィルターを装着した撮影で、青い星雲は写るのか?
です。
実は
先日のバブル星雲を撮影した時、星雲の青い部分は、まったく色が再現されませんでした。
夏のM20の時も、青い部分はあまり色が出ませんでした・・・
では、もとから青いプレアデスを撮ったらどうなるのだろう??
ずっと疑問でした。
答えは下の写真・・・
M45プレアデス星団2013.10/13(IMG_9923) posted by
(C)ホシミスト_3013
Takahashi SKY90 (D90f407RD)
Astoronomik CLS CCD EOS Clip フィルター使用
Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO6400 60秒
Vixen SXD モーター任せっきり追尾
Adobe Photoshop Elements で 8枚をコンポジット トリミングあり
2013.10/13 自宅庭より
昨年自宅でフィルターなしで時間をかけて撮影した写真に比べると、
色の再現性がもう一つ気に入りませんでしたが、
この程度の撮影時間、この程度の枚数のコンポジットでも、
まあ何とか、星の周りのヴェールの様な星雲が姿を現してくれました。
光害カットフィルターを装着して撮影すると、Hαの赤い星雲が、めっぽう写るようになります
ですが、本来Hα星雲の中には、青く光っている部分も結構含まれています。
フィルターなしで撮影した時にはよく写る、その青い星雲部分は、
フィルターありの場合なかなか再現しません。
今後、画像処理をするうえで、いろいろと工夫が必要なようです。
そうは言っても、
写りにくいHα星雲が、フィルターをかけて撮影すると、すぐにぼんやり見えてくる、
つまり、目に見えない星雲が、どこにあるかの見当をつけることができる。
少なくともそういう意味では、抜群の性能を発揮してくれています。
これまで本やネットで見て、狙ってみよう!と星図を見て探しても、
なかなか、どこにあるのかわからない、と思っていたHα星雲が、
ああ、ここにあったのか、と探し出すことができるようになった点では、
光害カットフィルターの功績は大きい、と思っている今日この頃です(笑)