昨夜はふたご座流星群を見上げてみました。
月明かりが明るかったのですが、まだ半月少々なので、
月を背にして、北東の方角を見てみたら、結構流星も見られましたよ~。
昨年は雲の切れ間がふたご座の方角だけだったので、あまり明るくて大きな流星は
見えませんでしたが、
今年はぎょしゃ座からさらに北東の方角にかけて、明るくて長い流星を3つほど見ました。
さすがに本日土曜日は仕事なので、外で眺めるのはそこまでにして、
カメラ君を置き去りにして、さっさと眠ってしまいました。
ここから先の写真は、カメラ君一人の功績です(笑)
まずは題名に書いたすごい流星。明け方4:55の写真に写っていました。
2013.12/14早朝の火球(IMG_0475) posted by
(C)ホシミスト_3013
18mmレンズでの撮影です。中心にかみのけ座(ベレニケの髪の毛・Mel.111)が写っています
流星はしし座の背中に刺さっているように(笑)見えています。
これだけでもどれだけ長い流星だったか想像がつくでしょうか?
ただし、流れた向きから考えるに、ふたご座群流星ではなく、散在流星と思います。
私とカメラが、共同で流星を見ていた間に、撮影範囲に入った流星は、こんな感じ。
2013.12/13ふたご座流星群(IMG_0068) posted by
(C)ホシミスト_3013
流星が短いので、トリミングしています。
一番下、真ん中にかに座・中央上がふたご座のカストルとポルックス、
一番明るい星が木星です。
流星が写っている3コマを、ステライメージでコンポジットしてみました。
なぜコンポジットしたか、と言うと、そこから流星が飛んでくるように見える中心点
(輻射点といいますね)がわかりやすいからです。
ふたご座流星群の輻射点 posted by
(C)ホシミスト_3013
カストルのすぐ上(すぐ西側)が、ふたご座流星群の輻射点ということが
お分かりいただけるでしょうか?
ただし、この方向を見ていると、短い流星が多いんです。
長い流星を見ようと思ったら、輻射点から少し離れたところに目をやると、
見られる確率が上がりますね~。
いずれにせよ流星を見るときは、ぼ~っと眺めることです。
どこかを注視していると、見える範囲が狭くなってしまいますので、
ぼ~っとひろ~く見ている方が、視野の端っこを流星が動くのに気付く確率が上がりますよ~
ところで、流星写真も、可能なら地上風景を入れた方が、大きさの感覚がつかみやすく
雰囲気がいいですよね。
そういう意味で、今回、下の写真のように、結構お気に入りな写真が撮れました~
2013.12/13ふたご座と木星と流星と(IMG_9973) posted by
(C)ホシミスト_3013
Canon EF-S 18-135mmF3.5-5.6(18mmF4.5)
Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO3200 30秒
ナノトラッカー使用
Adobe Photoshop Elements で色調補正・リサイズ
2013.12/14 24:03 自宅庭より