昨日18時ごろ、うす暗くなり始め、
しかし西の空は、まだ沈む夕日の残光で、銀から茜に変わる前の西の空
細い月がだんだんと存在感を増してきました。
このタイミングで余裕のある日はあまりない私にとって、またとないチャンスでした。
2014.02/02の月(IMG_2083) posted by
(C)ホシミスト_3013
普通に輝く三日月はこんな印象でしょうか??
徐々に薄暮から夜の闇に移り変わる空の色の中で、存在感を増すのは、
月の輝いている部分だけではなく、
月の夜の部分もなんです。
2014.02/02の地球照(IMG_2124) posted by
(C)ホシミスト_3013
望遠鏡や双眼鏡なら、簡単に、
肉眼でもあまり深い闇に包まれる前なら見ることができます。
夜の地球は、新月の時は、深淵の闇に包まれますが、月明かりがあると
明るく照らされます。
それは月も同じことで、月の夜は、地球が反射する太陽の光で明るく照らされるんですね。
地球照と言います。
太陽と月と地球の位置関係で、地球から月が細く見えるときは、月からは地球が真ん丸に
地球から満月近い月が見えるときは、月から地球は細く光って見えるんです。
月って、輝いて表出しているところだけがきれいなのではないですね~♪
地球照、見られる時間帯(日没直後や日の出直前)や、
見続けられる時間(すぐに沈むか、すぐに太陽が昇って明るくなるか)の関係で、
あまりこころのかぎり、撮影したことはありませんでした。
ようやく撮れた、というところです。
ところが、赤道儀のモーターを回さずに(追尾せずに)撮影した写真は
Registaxでは、そろえることができずぶれた写真になってしまいました。
撮影した30枚中10枚だけを使って、なんとかずれをそろえることができました。
これでは「こころのかぎり」とは言えないですね(笑)
また宿題です(笑)
撮影条件
(共通)
Takahashi SKY90+RD+Kenko2×Teleplus (D90mmf814mm)
Canon EOS Kiss X4(Ir)
10枚をRegistax でアライメント・スタック
SXDに搭載しての撮影ですが、モーターの電源入れていません(笑)
2014.02/02 自宅庭より
(写真上)
ISO800 1/20秒×10コマ
18:15
(写真下)
ISO1600 1秒×10コマ
18:25