なんて書いて連載をにおわせたりして(笑)
夕方、日の入りが遅くなって、仕事が一段落する夕方、
自分の部屋に入ると、電灯をつけなくても足の踏み場がわかるようになってきました。
一般的には、明るい時間が延びてうれしいはずなのですが
夜行性の私は、星が見始められる時間が遅くなっていくのが、
ちょっとさびしい・・・あはは
折しも、冬の星座たちが西に傾く時間が早くなることもあり
冬の天の川の季節ももう終わりに近づきつつあるなぁ・・・と思うわけです。
ところが、振り返って、反対側を見てみると、
残業を終えて自宅に帰る夜半頃には、春の銀河たちが、群れをなして昇ってきます。
それこそ星の数ほど。
撮っても撮ってもきりがないほどの数の銀河たちです。
なんとか焦点距離を伸ばしたいものですが、
シュミカセは像がシャープではなく、ニュートンで撮影したい、
と思うわけです。
幸いDSSにはスーパーピクセルモード(Drizzle)がありますので、
焦点距離の2倍増し、くらいまでは、それなりにまとまってくれます。
で、表題のMT160での撮影計画、となるわけです。
今回の貴重な晴れ間、試行錯誤していますので、書き綴っておこうか、と。
MT160の鏡筒重量は、体重計に乗せてみたら、11kgを超えていました。
小型赤道儀で動かすにはかなり無理のある重さです。
実際、SXDに乗せてみると、かくかくっと動きます。
撮影なんて無理無理。
EM100に乗せてみると、ちゃんと滑らかに動いてくれますが、
ガイドスコープを載せると、バランスウエイトの重量が足りないくらいの重量
になってしまいます。
赤経は、ちゃんと動いてくれるようですが、赤緯の回転はやや苦しいようで
オートガイドを行うと、却って振動が起きてしまっているようです。
つまり現存戦力で戦うなら、ノータッチガイドしかない、というわけですね。
ドリフト法で極軸を追い込んで・・・と思いましたら、
私の手抜き極軸合わせでも、2倍の焦点距離でドリフト法をやっても、
1分の露出時間では、ずれがわからないくらいに合ってしまっています。
(それでも1時間も撮影するとかなりずれるのがわかりますので
もうちょっと何とかしないといけないでしょうね)
あとはピリオディックエラーです。
北斗七星周辺を撮影していると、さほどでもなかったのですが、
天頂付近のNGC4565を撮影すると、盛大なエラーが出てしまいました。
NGC4565 失敗!IMG_9182 posted by
(C)ホシミスト_3013
タカハシMT160(D160f776RD)
Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO1600 60秒×38コマ(総露出38分)
タカハシEM100
2016.02/08 自宅庭より
DSS(L38D28F0DF0B80) 2xDrizzle KappaSigma Sat17%
Adobe PSCS2
NeatImage
FlatAide
90%くらいの画像でピリオディックエラーのためか、星像がぶれていますので
コンポジットしてもそのぶれを塗りつぶすことはできません・・・
60秒がだめなら30秒ですな・・・
つ・づ・く