後の月、栗名月
夕方からずっと、月がどこにあるのかもわからないほどの厚い雲だったので
完全に諦めていたところだったのですが、
少し雲が薄いところがあったようで、
遅い夕食の後で表に出てみたら、かろうじて見ることができました。
中秋の名月(八月十五夜)の後に行う、二回目の月見「九月十三夜」、
本日2016年10月13日がその日でした。
八月十五夜だけを見て、九月十三夜を見ないのは、
片月見と呼ばれ、無粋、とされていたこともあるようですが、
収穫祭の意味も込めたお月見ですので、
収穫にはダメージとなるほど天候に恵まれない今年はなおさら、
祈りを込めて見ておきたかったのです(笑)
後の月(IMG_1202) posted by
(C)ホシミスト_3013
タカハシFC60 (D60f500)
Vixen 2xBarlowDx
Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO6400 1/3秒
タカハシEM100に積載、固定撮影
2016年10月13日(旧暦9月13日) 23:35JST(+0900)
大分県別府市自宅テラスより
八月十五夜も、雲の隙間から、ちらりと見えましたが
今夜の九月十三夜の月は、それ以上に短い時間しか見えませんでした。
雲が少し薄くなったときに、かろうじて輪郭が見える程度で
数秒見えては1~2分間雲の中に隠れる、
という繰り返しが数回あり、何とかここまでフォーカスを出した後、
見えた!と思って即座にシャッターを切ったのですが
その瞬間の後には雲に隠れてしまい、撮り直しはできませんでした。
まさに一瞬の月見、でした(笑)