明け方まで仕事をしていて、
いや正確には、
途中で力尽きて明け方目が覚めて、なんですけどね、
で、慌てていったん家に帰った時に見た光景です。
ここのところ明るくなるまで星を見ることもなかったので、
爽やかな朝やけでした。
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(フォト蔵)
20171101 明けの明星 IMG_5220 posted by
(C)ホシミスト_3013
明星を撮るには少々時間が遅く、
空の明るさに負けてしまっていますが(^^ゞ
それがわかっていながら、なぜ撮影したのか
実は金星に向かって光の帯が飛んでいたからです。
いつぞや、テレビのニュースで謎の光が見られた、
大火球か??と騒がれたものの、
このスピードで移動し、且つ、これほど長く光るのであれば・・・
と天文台の人が解説していた、あれ、です。
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(フォト蔵)
20171101 明けの明星と・・・IMG_5216 posted by
(C)ホシミスト_3013
お、と思ってカメラを向けて撮れるわけがないんです、流星なら。
ロシアに落ちた隕石のように、巨大すぎていつまでも光っているもの
にしたって、
カメラを取り出し、電源を入れて、露出とピントを合わせて、
なんてやっていたら、もう地上に落ちています・・・
そう、これは飛行機雲ですよ~~
ところで、この画像を見ると、朝やけで画面下ほど赤くなっています。
天体写真を撮ると、どうしても地上方向は町の灯りの影響で明るくなる
カブリ
が起きてしまいます。
天体写真では、背景が一様に暗い方が見栄えがするので
このカブリを補正するわけですが
その補正が巧く行ったりいかなかったり、
そういう話題で星仲間と盛り上がっていたこともあって、
この画像をカブリ補正したらどうなるか??と
興味本位でやってみました。
使ったのはステライメージ7です。
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(フォト蔵)
IMG_5216 をカブリ補正 posted by
(C)ホシミスト_3013
こうして見ると、画像処理ソフトってすごいですね。
と同時に、自分が今天体写真と称してここにアップしているものは
一体何なんだろう??と思えてきます。
画像処理を加えることによって、見たままではなく、
見栄えをよくして行く。
ん~~~
でもまあ、写真というもの自体が、
人間の目で見るものとはすでに違ったものであるし、
もちろん、「観測」なんていう、データを取るためのものでもなし、
まああまりいろいろ考えず、
自分が見てきれいだなぁ、という画像にすればいいかぁ