カテゴリ:太陽系
出張で名古屋に来ています。
昼間の気温は高いと聞いていましたが、 昨夕と今朝は結構肌寒かったですね~~ やっぱり九州を出て少し北寄りに出かけてきたんだな と思いました。 そして、ちらっと見上げた空、 青い!! 九州北部にいるとこんな青い空、なかなか見られません。 真っ白にかすんでますからね・・・ う~~む、こういう空をいつも見ている人たちには 九州の快晴の日の空の濁り具合は なかなか理解できないことなのかもしれません。 透明度の良い春の快晴の日、なんて 九州ではまぼろし~~ という題名ではありません。 今日アップする画像が、幻の谷、ミヤモリ谷、だからです。 昨日アップしたリュンカー山は あるのに見えない、幻の地形ですが、 ミヤモリ谷は、無いのに見える幻の地形、です。 これまでリッチョーリが見えないような角度での日の当たり方の時に 撮影をしてきていましたが、 今回はリッチョーリが向こう側の壁が見えるくらいまで日が当っています。 こうして見ると、確かにここには谷は無いな・・・ と見えてきているように思います。 (昨日はうっかり北を上にした画像にしてしまいましたが 最近月面の拡大撮影は南を上にするよう心がけていたんでした・笑 今日の画像は南が上になっています) (楽天) (フォト蔵) 月齢13.3 の ミヤモリ谷 posted by (C)ホシミスト_3013 Celestron Edge HD800+Vixen 2x BarlowDx ASI290MC×各2000Fr EM200(AGS-1L) AS3!(50%) Registax6 PSCS2 2コマモザイク 2019.04/19 01:18:07(1コマ目開始)~01:26:53(2コマ目終了) 自宅庭 コールマンとリッチョーリの間にグリマルディのリムの斜面があり、 そこにある小さな山のような隆起やその斜面の影によって まるで谷のように見えるだけで 実際は谷ではない、というのがわかるようになってきています。 もっとぎりぎりの陽のあたり方の時は深い谷があるように見えるんですけどね (リンク画像の時は北を上にするように自分の中では統一していたころです) https://plaza.rakuten.co.jp/aabckenfuji/diary/201610150000/ さて、初めてミヤモリ谷を撮影した時に 一体ミヤモリ谷はどうなっているんだ?という英文論文を読んだのですが その時はさっぱり何を書いてあるのかわかりませんでした。 いま読み返してみると、要するに 地球上から見ると深い谷のように見えるのに 月面探査機の画像を見ると、全然そんな地形が見当たらない、 つまりそこは実際には谷ではないわけですが 南の方がやや高くなっているという地形が落とす影が 本当はそこに無いのに、まるで深い谷があるような地形に見せてしまう ということが書いてあるようです。 ようやく意味がわかってきたのは、月面の知識が少々増えて来たから(^^ゞ 月の地形には光と影が織りなすイリュージョンがある、という点において オニール橋と同じくらい有名な幻の地形なんですね~~ さて、今日と明日の出張仕事、 本日の中間懇親会で、平成で最後の会だね、なんて話題が飛び出し 記念撮影しよう!という話が突然降って湧きました。 で、みんな集合したのですが その話の言い出しっぺを含め誰もカメラを出しません。 で、みんなの視線がいつの間にか私に集中。 今回に限って星を撮るつもりがなく (最近忙しくて睡眠不足なのでさっさと寝たい!) カメラを持って行ってない、こんな時に限って?? それに、星を撮るつもりで持って行ったカメラは 懇親会の食事会場には持って行かないってば・・・ でもみんながこっちを見るので、私のスマホを差し出しましたが スマホじゃ、画面端っこの人の顔が歪んじゃうんですよね・・・ 早速ホテルに帰って、フォトショップで 収差補正・・・ 次は1ヶ月後の、令和最初の会の時だね、 という話になって またみんなの視線が私に集まりました。 わかりましたよ、荷物増えますが、次回はデジイチと広角レンズ 持って行きますから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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