昨日夕方郵便ポストを開いて見たら
なんだか懐かしい文字が目に入りました。
もうかれこれ22年も前になりますが
私が東京に勤務していた時代に大変お世話になった先輩の文字です。
今年は喪中だったので年賀状のやり取りはしていませんが
喪中葉書を見落とした、あるいは忘れた知人からの年賀状が
結構届いています。
もちろん私だってうっかり送ってしまうことはあるので
文句を言うつもりも一切ありません。
その先輩は喪中であることを把握したうえで
他の人に送ったであろう年賀状とは別に
わざわざ個別に寒中見舞いを送ってくださったようです。
しかも寒中見舞いですから華美な色遣いもお控えになったのでしょう
数行の文章とお名前だけ
ただ文章の後の余白に
手書きでオリオン座の星列を表現した☆マークが。
その心づかいが嬉しくて♪
さすがはその職場の母、と呼ばれていた温かい人柄。
東京に居た頃はとてもそんな心の余裕などなく
その先輩にくっついて仕事をしていた間に、
私が星が好き、なんて話すこともなく
そうなんだと気づいたのは、最近の私のFacebookや
仕事のプレゼンテーションの隙間にほんのちょっと入れることのある
星の画像を見て、だろうと思います。
これは何か返事を書きたいな。
元日夜に撮影した画像を使って冗談めかして作成していたファイルを
しっかりと葉書用に作ることにしました。
(楽天)
(フォト蔵)
寒中見舞い2020 posted by
(C)ホシミスト_3013
ちょっと年賀状にするには画面構成が暗いですね
その先輩と一緒に仕事したのは大分に戻ってくる直前の3ヶ月間。
家族には3歳の長男と4カ月の次男が居ましたが
限られた期間の東京勤務で吸収できることは全部吸収して
なんて肩肘を張ってた頃ですので
土日も職場に行っていました。
私の方からのお願いではなく、実はその先輩の方から、
「ちゃんと子供さんたちに東京の思い出を作ってあげなきゃ」
と土日出勤禁止を言い渡され、その1ヶ月半ほどの間に、
千葉に伊豆に山梨に(ちょっと待て、東京の思い出??)
子供たちを連れて回らせてもらいました。
仕事の指導もさることながら、そういう面に関しても
感謝しても感謝しきれない先輩です。
もしそのころの私が、今の私と同じくらい星馬鹿が表出していたなら、
カメラを抱えて浅草や東京タワー、そして都庁などに
大都会と星空なんて写真を撮りに行っていたかもしれませんがねぇ。
昨日の暴風はすっかり治まり、かといってさほど気温も下がらず
穏やかな空気の今日の当地です。