アトラス彗星が明るくなるかも
と天文リフレクションズでざわざわしているのを見ていたので
いつかは撮らなきゃ、と思っていました。
しかし・・・
最近は自動掃天システムが次々と新彗星を発見するので
似たような名前が多くてどれのことだかわかりゃしない(^^ゞ
先だって、何を撮ろう、と考えていたときに
アトラス彗星も候補に考えましたが
こんな早い時間に西の低空にいるのなら無理じゃん・・・
と思ってしまいました。
まさか、C/2019 Y1とC/2019 Y4と
二つのアトラス彗星があったとは・・・
どちらも ハワイにある、
Asteroid Terrestrial-Impact Last Alert System:ATLAS
で発見された彗星ですね。
今後明るくなるかも、と期待されているのは
C/2019 Y4 の方でしたね。
(楽天)
(フォト蔵)
M81M82とC/2019 Y4アトラス彗星 posted by
(C)ホシミスト_3013
M81M82とC/2019 Y4アトラス彗星
PentaxK50mmF1.4(F2.8) (PK→EOS アダプター使用)
Canon EOS Kiss X7i(Ir) ISO1600 20秒×48
総露出16分
ナノトラッカー(手動ディザ)
DSS(L48D0F0DF0B60) 2xDrizzle KappaSigma
PSCS2 SI8 CEP4 Df2
2020.03/17 24:42~自宅テラスより
こちらの方は北天の高空にあるので
我が家からも早い時間なら全く問題なく撮影できたはずでした。
昨夜は予報では、薄雲が広がる、となっていました。
宵のうちに職場の駐車場で試しに固定撮影してみたところ
空は真っ白。
無理だな、と思い予報を調べて見ると
次の日(ブログ書いている今夜)の方がかなり期待できそうな空。
できるだけ仕事を今夜のうちに片付けておいて
勝負は明日の夜だ、と考えました。
23時過ぎに帰宅してみると、意外と星が見えている。
北極星が見える庭からでは、自宅に隠されてしまいますが
テラスからなら彗星のある場所は見えています。
そこからは北極星が見えないので、
極軸合わせは諦め、短焦点で狙うこととしました。
試し撮りしてみると、肉眼でははっきりしなかった薄雲が満載
しかしここまで準備したから取り敢えず、えいっ!
かすかにでも姿を収めておかなければ
翌日晴れる保証はない
結局一度も撮れず終い、ってこともこれまで何度も経験してますのでね。
あんまり気合を入れた撮影・処理をしてしまうと
満足して今夜撮らなくなりかねないので
この辺でいいか、の画像です(*≧m≦*)
1844年に出現した大彗星と軌道要素がそっくり
ということで、増光も期待されている彗星
初対面としてはこんなもんだった、
と後で言えるくらいの画像にはできました。