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カテゴリ:ペット
9月に、二十歳のめでたい日を迎えた我が家の爺。
20歳2ヶ月を過ぎた先日の朝、眠ったまま天に召されました。 約1年半前から介護が必要になった爺。 内蔵機能や運動機能も徐々に衰え、最近は毎日4~5回の圧迫排尿と食事介助、2日に1回の摘便(直腸に刺激を与えて排便を助ける)、お腹のマッサージ 毛づくろいできないのでブラッシングや週末のお風呂 雪が降る前は抱っこして近くの公園にお散歩に行くのが日課 色んな介護グッズもそろえて彼専用の介護部屋に手作りコタツを設置して暖かく過ごしていました。 仕事から帰ると自分の食事は後回しにしてまずは爺の世話をし、スキマ時間にはオムツ作り(人間用オムツにシッポ穴を開けて切り口を医療用テープで保護する作業)と、爺の介護中心の生活でした。 若いころは怒りっぽく凶暴でよく噛まれていましたが、介護状態になってからは別猫のように甘えん坊になりすり寄ってきて可愛くて可愛くて・・・下の世話も楽しく感じるくらいでした。 いつかは最後の時が来てしまうと思いながらもまさかこんなに突然その日が訪れるとは・・・ 想像していたのは、食事や水が摂れなくなってかかりつけ獣医に通院して点滴やら検査やら色々手を尽くして結局回復せず最期を迎える・・・と思っていたのですが、 朝起きたらいつもの寝顔のまま亡くなっていた。かすかにほほ笑むような穏やかな表情で。 思い起こすと、最近は異常に眠りが深い時があり生きているか確認することがあったり、急に食欲旺盛になることがありました。身体は少しづつ最後の時に近づいていたのかもしれません。 すっかり爺の介護仕様になった部屋は半分ほど片付けしたものの、目的を失った大量のオムツやペースト食はしまう場所がなく置きっぱなし。 夜は爺の匂いがしみ込んだブランケットと一緒に寝ています。 今まで何匹もの猫を送って来ましたが、一番受容できている。 「大往生」というだけでなく自分のケアにほとんど悔いが残っていないことと、 彼の最後の迎え方が立派すぎて。 元気一杯な3匹の猫たちの存在にも救われています。 亀太郎、今までどうもありがとう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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