カテゴリ:THOUGHTS
「体調・精神・運」絶不調であります。標題のとおりの内容でツラツラ書き続けていたら何かの弾みで消えちゃいました。あーあ。That’s it!今日はもうPC閉じて寒空の下へお出かけしよう。
================================================ くやしいのでもう一回書きました。でも思い出しながらの書き直しは微妙に違うんだよね、オリジナルとは。でも、ま、いーか。 日本で日本人女性として年をとるというコト 一言でいうと、それはとっても楽チンなのだ。 なんでこんなこと考えたか?というと、成人の日に「ハタチに聞いてみました」アンケートの結果とそれに対する反応を見たのがキッカケ。質問は「オジサン・オバサンというのは何歳から?」というもの。回答は「男は40歳からオジサン・女は30歳からオバサン」ここまではフーンって感じでしょ?自分だって20歳くらいの時はそんな風に漠然と愚かなコト考えてたし、実際自分が年とっていくと「なによ、年齢なんて関係ないじゃん」と身をもって知ることになるしね。でも気になったのがこの「男は40歳からオジサン・女は30歳からオバサン」に対するオジサン・オバサン該当者&非該当者の反応。つまり男性の視点・女性の視点。 【若い男性】 オジサンについて→まだまだ先のコトだから意見は保留 オバサンについて→えー25歳以上はババァじゃん。 【若くない男性】 オジサンについて→そんなもんでしょ オバサンについて→30歳越えるとどんなに若く見えても体の線とかは崩れてるしね。 【若い女性】 オジサンについて→ステキなオジサンだっているもんね オバサンについて→私オバサンまであと○年、それまではオッケー。 【若くない女性】 オジサンについて→40歳ってなんかズルくない?もっと早くオジサン化してるよ オバサンについて→年齢じゃないでしょ?18歳でオバサンもいれば40歳過ぎても若々しくてキレイな人もいるじゃない。 ようは中年っていうくくりは何歳からなの?って話なのだが、論点がオジサン・オバサンになったらアウト!そのタイムリミットは何歳?に摩り替わっているのね。仮に中年というのが30~60歳としたら、どんな精神・肉体の人もその年齢になれば中年であるワケで大事なのは「どんな中年でいるか」というコト。 「ジムで鍛えあげられた鋼のような肉体を持つ55歳自営業男性」 「怠惰な生活が精神をも弛緩させ身なりも気にしない30歳のひきこもりパラサイトしかしネットの世界では著名な女性」 「病気がきっかけて半身不随だがその歌声は多くの若者から絶大なる支持を得る40歳男性ミュージシャン」 「プチ整形エステ化粧品美容室アロマテラピー各種ブランド製品にエネルギーの大半をつぎ込んだ結果の素晴らしい外見は周囲の羨望の的である45歳会社員女性」 中年期というのは精神的にも成熟し、肉体的には衰えはじめるが努力しだいでまだまだ元気、金銭的な余裕も持ち始めて人生で一番豊かな時期。それがなんで中年当事者がヘロヘロの若造に媚びへつらうんだろう日本って。この国の誰もが「若く!」ありたいと努力する。この国の誰もが「若く!」なければおしまいだと感じてる。「外見の瑞々しさ、内面の初々しさ」という若さの魅力は確かにあるけれど、それが私達の価値観ピラミッドの頂点だとしたらそれって幼稚すぎ。そして一般的にはそういう価値観で回っているように見えるのがニッポンだ。若けりゃいーのか?→いーのだ!ってコトでしょ要は?この点に関しては日本は欧米諸国と比較すると際立って異常。中年文化が希薄というか、存在意義を見出せる環境が整っていない。だから妙に子供っぽい中年ばかりで気持ち悪いったらありゃしない。宙ぶらりんの位置づけの結果、本来求められる責任を放棄しちゃって精神の成熟が肉体の衰えに伴っていない中年だらけだ。 一方で「若さ=美しさ」の価値観が大手を振るのが女性に対する男性の視点。これは各国共通ですね、男性の下半身に国境はない。だから上記の「男は40歳からオジサン・女は30歳からオバサン」に対する反応もメインは「女性はいつからオバサン?」に終始してます。そのためか女性は男性よりも外見に手間とお金をかけるコトになる。そんなしょーもない男性の為に努力することないじゃん、とも思われがちだが、いやいや実はですね、女性側の価値観がそういう風に洗脳された結果、その努力は男性の為ではなく同じ女性の目を気にした競争心と自尊心方面へとシフトしちゃっているのですよ。男性陣、誤解されぬように・・・。 ということは、ここで標題に戻りますが「日本で日本人女性として年をとる」私としては、ダブルハンディキャップな環境で年取っていかなきゃなんないわけですね。若けりゃいーのか?→いーのだ!という日本。女の価値→若さ=美しさという対象の女性。ところが反対に言うと、こんな楽チンなことはない、余裕でクリアです。見た目がOKなうちは「若い!」振りしてトボケテおいて(ただし本当に若いのだと誤解はしないこと)見た目がマズくなったら「オバサン」の振りしておいて(ただし本当のオバサン精神には堕ちないこと)、内側では自分らしく豊かな成長を進めて充実しちゃってれば良いわけだ。年齢や外見に固執したりする、そんなくだらんコトにエネルギー費やしてるヒマがあったら、もっと別の有意義なコトしましょうぜ、ってとこか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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