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コルカタ=スラム、貧困、混沌、ゴミだめ・・・そういったイメージが出来上がっちゃってるのは、なんでだろう?
トランジットとしての短時間だけど、実際にコルカタに来てみると、デリーよりもずっとずっと潤いがあって、河もあるし、街路樹で緑豊かだし、コロニアル風の古い建物が残り、なんか昔訪れたサイゴンを彷彿とさせる生き生きとしたチャーミングな街だな、と、まず思った。貧しいけれど、汚いけれど、人々の「生」を、その息吹を生き生きと感じた。 ガヤから乗った夜行列車がハウラー駅に着いたのは午後の2時。駅からはオートリクショーでサダルストリートへ行こう、と思ったら、なんと駅前周辺はオートリクショーが禁止されていた。仕方ないので、黄色いタクシーをインド人家族連れとシェアして、ハウラー橋を渡り、サダルストリートへ。 ニューデリー駅そばの安宿街Pahar ganjiは、汚くゴミゴミしてる。最初は「おー、インドやー」とワクワクしたが、慣れてくると、正直ゲンナリしてくる。そして、人々の作り出す雰囲気が、良くない、殺伐としている・・・なんか、危険な感じがする場所だなぁ、と、背筋が寒くなる 感じだ。 一方、コルカタの安宿街サダルストリートは、妙に健全で明るい印象。確かに物乞いも多少は居るけど、しつこくないというか、普通の光景として溶け込んじゃっている。外国人観光客向けの店も、明るく健全だし、なにより人々からネガティブな空気が流れてない。あ、これは、決して「貧しさ」や「汚さ」がない訳じゃないよ。やっぱりインド、どこまでもインド、「暑い・臭い・ウルサイ」からは逃げられない。でも聞いたり読んだりしていた先入観とは、まったく別物で拍子抜け。結局旅する土地というのは、自分自身の目で見て、身体で体験するものこそが真実なのだなぁ。 残念なことに1日半だけの滞在で、慌しく近辺のニューマーケットをプラつき、タクシーに乗ってジャイナ教寺院とヒンズー寺院(カーリーテンプル)、そしてラーマクリシュナ(&ヴィヴェーカーナンダ&サラダデビ)のアシュラム総本山へ行っただけ。次回はもっと長く過ごしたいな、と思った。 そして2日目夕方にはエア・デッカンで(出た!超格安航空券!)一路ダージリンへ向かう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.28 12:15:26
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