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先日ダイエットしてやるー!と衝動的に書いた日記に対して、「なに言ってんだい、痩せたきゃ喰うな!」と一喝されるかと思いましたが、反対に沢山の方からいろんなアドバイスを頂きました、ありがとうございます。
で、自称「間違いだらけのダイエッター」人生を歩んできた私ですが、今回のダイエットに関わる皆様のアドバイスをベースに、様々な考察の結果を総括すると、ひとつの大切なメッセージに出会いました。 自然であれ。 要は、究極、それだけなんですね~。私これまで、ヨガだー、瞑想だー、スピリチュアルな冒険だー、生命の息吹だー、本来の覚醒した存在だー、と言葉だけが空回りするウルサイ奴でしたが、肝心な根本的なところで「わかってない」というか、ヨガ的ナチュラル志向や、あるがままの本来の自分へ帰ることを、ちっとも体現してなかったということが、よーく判りました。 私はなんでデブなんだろう? というのが、14歳からの素朴な疑問だった。デブである原因がわかってないから、そこをクリアせずに、ムチャで効果だけが出るダイエットを繰り返し、結果的に摂食障害になったおバカちゃんだった。また、究極のAタイプ人間として、「努力をすれば結果は出る、目標は達成するためにあるもの」という生き方をずっとしてきたので、ダイエットというのは「すっごく単純な、自己達成感を容易に味わえるゲーム」として楽しんできたのかもしれない。 食べたいのを我慢する。辛いけど、我慢する。我慢している自分が高尚な存在に感じられる。結果体重がみるみる落ちてゆく。身体はボロボロでも心がハイテンションになってくる。私、スゴイ!これだけ我慢して犠牲を払ったからこそ、こんなに痩せることができた!私、スゴイ!・・・そんなエゴゲームは長続きせず、ある日気がつくと、堰を切ったようにドカ喰いの衝動に「完敗」するときが来る、ゲームエンド!そして、以前よりも体重が増し、心と身体が怠惰に膨張し鈍磨し大事なものを誤魔化してゆく。いいのいいの、またダイエットすればスグ痩せるんだから、と言い訳をしながら、咽喉に胃腸に食物を詰め込み詰め込み、イッパイになったら吐き出して更に詰め込んで・・・それはあたかも自ら窒息状態を作り出してはココロの空虚さを満たしている、愚かで醜く哀しい肉塊であったのだなー。 体重なんて、IN(=食べるもの)とOUT(=消費する活動)の算数じゃん?と、ジムで「走る・泳ぐ・筋トレ」のワークアウトにガムシャラに余念がなかった時期が10年くらい続いたので、「これだけ消費しているから、これだけ食べてもOK]とドカ喰い癖がついた、というのもある。ま、なんにつけても、やりすぎる傾向が昔からあったでことですね。 いつも、なにかしら「無理してる」状態が当たり前のものとして日々の大前提にあるなんて、なにかがおかしい!と、なんで気付かなかっただろう? 3年前の精神的破綻の解決策として、マクロビとヨガや太極拳を始めたのをキッカケに、煙草とお酒を断ち、ベジタリアン(ほぼビーガン)となった。別に無理している意識は全然なかった。アシュタンガヨガの朝練を毎日の日課にしてからは、一日1食の生活となった。別に無理している意識は全然なかった。反対に、意識的に「食べることに関して無理はすまい」と、甘いものはかなり積極的に食するようになり、ああ、私は自分にやさしい、身体の声をちゃんと聞いて、あるがままの自分を受け入れている、ナチュラルでヘルシなヨギーさんなのだわ、と悦に入っていた大馬鹿野郎である。 「ワタシ、目玉のあるものは食べないのー」とか、「玉葱やにんにくはエネルギーレベルを低くするから避けてるのー」とか、「朝練があるから、前夜の夕食は食べないのー」とか、「やっぱり浄化の意味でも、定期的に断食1週間くらいは当たり前ー」とか、思いっきり「アタマで食欲をコントロールしている不自然さ」に気付いていなかったのだー。あー、もー、バカバカバカバカー>< これだけヨガ的に適切である生活をしておきながら、どうも違和感がずーっとあって、それが最近の毎朝のヨガ練習中に沸々と湧き出してきた。無論、それは私にとって見たくないものだから蓋をし続けて、でもどんどん中から洩れてきて、蓋を押し付けて押し付けて、ああもう限界!とばかりに噴出した。 ちょっとなにこれ、私のこの身体?ポーズがとれないのは、こんなに余分な肉が体中についてるからじゃん?ヨガ的に適切である生活をしておきながら、なんで私はデブなんだ?・・・と、練習中にスタジオの中を見回して「ぎゃー!」と叫びたい衝動にかられた。それは、まるで、シマウマの群れの中に一匹だけ象が紛れ込んで、その象がシマウマと同じ姿勢をとろうともんどりうっている光景だったからだ。 アシュタンガを始めたばかりの頃、マリーチアーサナDができないのが単純に不思議で、先生に「なんででしょうねー?」と聞いたら、「うんと痩せればできるよ」と言われて傷ついた覚えがある。 以前同じスタジオで練習していた生徒さんに、「アナタを初めて見たときに、アシュタンガをやるには太りすぎなのでビックリした」とハッキリと面と向かって言われ、憤慨した覚えがある。 今通っているスタジオでは、事あるごとに先生から「ゆみこさんは体型的に難しいから、すごい努力しなきゃなんない」という指摘がシツコイくらいあって、都度ココロの中で癇癪と起こしているのも事実だ。 つまり、それだけ過敏になってしまうということは、そこに問題がある、ということで、もうこれまでみたいに、そこに蓋をしておくことはできないのだなー、というのがここ最近のアレコレ。 うーむ。 真っ先に思ったのは、マイクロダイエットで10kg痩せよう!だった。以前にも数回やって、あっと言う間に15kgくらい痩せた経験がある。(ただし、その後モノスゴイリバウンド・・・!)身体にもココロにも悪いのは判っているけど、とりあえず10kg減してスタートラインを人並みにしてから、生活習慣を正しく整えればよいのではなかろうか?と安楽的な思考にとりつかれた。が、これはかなりお高い!のでちょっと躊躇。 次に浮上してきたのが、ヨガの浄化方法のひとつである「ファスティング=断食」だ。何も食べずに自家製レモネードだけで過ごす。これも、以前7日間くらいやって、すごく気持ちよかったので、お!これだ!と膝をポーン。しかし、ヨガの先生から、ダイエット目的での断食はぜーっっったい止めてくださーい!と嘆願されて却下。 食生活を改善するったって、もう既に「玄米と野菜と豆とフルーツとナッツ、しかも殆んどローフード状態」なので、油ヌキったってもともと調理しないし、量を減らすったって1日1食だし・・・要は食うなってコト?と途方に暮れた。 では運動量を増やすのは如何なものか?と、アシュタンガヨガの朝練以外になにか運動を始めようかとも思ったが、いかんせん時間が捻出できない。昔みたいにジムに通って、泳いだり走ったりガシガシウェイトトレーニングできたらイイナーと思いつつも、今の生活環境を変えない限りちょっとそれはムリー! おー、まったくもってファックだぜー、とヤサグレてしまい、ついつい先日の日記を書き込んだ次第。皆様の有難いアドバイスは全て、「がんばってね、でも無茶で安易なダイエットはダメよ:)」って言ってくれてて、その気持だけで、もうジーン(泣)。 そして、この迷える子羊ちゃん(=私)が、「おおおおー!」と、感動に打ち震え、目からウロコがボロボロ落ちたのが、なんと、何を隠そうこの本 「いつまでもデブと思うなよ」岡田斗司夫 ・・・制限文字数超えたので、続く・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.12.05 17:20:06
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