トルコ旅行記15 イスタンブール4 考古学博物館
トルコ旅行記15 イスタンブール4 考古学博物館トルコ旅行も、ようやくブルーモスクやアヤソフィア教会などの名所見学が終わりました残すところは、トルコ最大の名所「トプカプ宮殿」のみとなりましたアヤソフィアの見学が終わって、今から「トプカプ宮殿」に向かおうとしたときとんでもない事件が勃発しましたそれはトプカプ宮殿で発砲事件が起こったのです犯人はまるで映画の「ランボー」のように、機関銃を手にし、弾倉を肩から下げていましたその格好で、悠然とトプカプ宮殿を歩いて、警備員に発砲したのですこれはテロ事件ということで、警察は大騒ぎその犯人はすぐに警察によって射殺されたということです私たちの観光が、もしトプカプ宮殿が先ならば、この事件に遭遇し危険なところでした(アヤソフィアとトプカプ宮殿は隣同士なので・・)ということで、トルコの中心的存在「トプカプ宮殿」の見学は中止になりましたその代り、私たちが見学したところは「国立考古学博物館」遺跡に興味がある私にとっては、見たかった場所なのでラッキーでしたこちらが国立考古学博物館のメインの建物である旧館です建物自体も古く価値のあるものですが、この中には発掘された石棺がずらりと並んでいますおもに1881年以降に、トルコの国で発掘された遺跡が集められています中には、アレキサンダー大王の石棺をはじめ、世界的にも評価されるものが多いそうです私たちを最初に迎えてくれたのは、こちらの巨大な神様川の神様で五穀豊穣をつかさどる神様らしいですとてもユニークでユーモラスな神様ですねこちらの石棺が、この博物館の中でも有名なアレキサンダー大王の石棺です強固なガラスの中に保管されていますが、彼の人生を表したレリーフが全面に施され、その芸術性の高さは感動的でもありますこちらのレリーフも石棺に描かれたものですとても精密に彫られています。ちょっと薄暗い中で見ると今にも動きそうなくらいリアルな感じがします。こちらはこの博物館の中でも最も巨大で精巧な石棺の一つおそらく王様の石棺だったのでしょう、豪華なレリーフが目を引きます石棺だけでなく古代のタイルによる装飾も飾られていますこちらもおそらく1000年以上前のタイルだと思いますが色あせても非常に豊かな色と構成の美を持っていますねこの考古学博物館時は、タイルや陶器を専門に集めている装飾タイル博物館もありますこちらの写真はタイルによって作れられた壁のデザインですそしてとてもユニークなお皿も展示されていますこの考古学博物館は、このほかにもエジプトや中近東の歴史的遺産を集めた館もありますここだけで丸1日かけて、ゆっくりと回りたい場所です