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カテゴリ:和全般
平均して2ケ月に一回くらいの割で、歌舞伎座に通っています。
通常、歌舞伎会(*注1)の友人のつてで、だいたい3階の前から1~3列目あたりで観ています(時折、友人と並んで幕見(*注2)で見ることもあります)。 しかし今回は(勘九郎改め)勘三郎襲名のため、たいへんな人気でした。 襲名興行は東京では歌舞伎座で3ケ月、その後1年かけて全国を巡業するのですが、これも通常ですと歌舞伎座では2ケ月しかかからないのです。 先月は幕見で見ようとしたらえらい人気で、いつもは1時間並べばいいところを2時間並んでチケットを買う羽目になりました。 3月、4月とも一度ずつ観ているのですが、5月はいつものつてが使えず、一般前売り発売日の昼にネット予約(*注3)でとったのですが、その時点で平日の夜でも3階の最後尾、つまり普通に販売される席の一番後ろの列しかなかったのです。 3階のほぼてっぺん、天井も近く、まるでピラミッドの上から舞台を眺めるよう(さらにその上に、幕見席が2列あります)。 ここまで上だとむしろ小気味良くなってきました。 実際3階B席は傾斜が急なため、前の人の頭もまったく気になりません。花道の対角線の席ということもあり、オペラグラスも使いつつ、よく舞台を見ることができました。 4月夜の部から、例の七の助も復帰。 また今月は、いま話題の?中村獅童も出ています。 して肝心の舞台はいかに? つづきは次回 観劇記 吉野山にて・・。 (*注1) 歌舞伎会: 松竹系歌舞伎の会員制度。会員の中にも観劇の頻度によって数段階に分かれるが、一般の前売り予約より数日早く発売される特権あり。 (*注2) 幕見: 歌舞伎座独自の、天井桟敷席。一般の席は全て前売り販売(注・例外的に、ごく一部のキャンセル分は当日販売)だが、この4階に位置する席は当日販売される。 また一般チケットは、夜の部なら16:30~20:.30くらいまで、3つくらいの演目を通しで見るが、幕見は演目一つづつバラで販売されるため、時間も短く料金も千円前後とお手頃 (注・幕見を通しで買うこともできます)。 当日の、当該演目が始まる約30分前に発売開始される。 よって通常は発売開始の1時間前くらいから並ぶことになる。 (*注3) ネット予約: 最近松竹がウェブサイトで始めたサービス。 従来はチケットの前売り予約はすべて電話申し込みのため、一日中電話がつながらないこともあった。 ネット予約の場合、その時点で空いている席が提示され、座席表を見ながら好きな席を選べる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/05/19 11:59:36 PM
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