先日、風見しんごさんの娘えみるちゃんが、
突然の交通事故でお亡くなりになりました。
享年10歳という、あまりにも早過ぎる死です。
風見さんは悲しみに耐えながらも、えみるちゃんのために
敢えて昨日から、仕事復帰なさったとの事。
悲しいのに、笑わなければならないなんて、それは
きっと私なんかの想像を絶する辛さなんだと思います。
そして風見さんもですが、これから家でじっと風見さんの帰りを
待つであろう奥様の気持ちを考えると、
同じ1人の親として、張り裂けそうな気持ちになります。
近頃の風見さんの印象というと、えみるちゃんの事は
私には切っても切り離せません。
NHK教育TVでは、赤ちゃん育児の番組をやってます。
しんごさんは、ちょうどナエトルが赤ちゃんの頃、
その番組のMCでした。
そんな訳で、いつも嬉しそうにえみるちゃんの話をしていて、
子育てをとても楽しんでいらっしゃる様子がうかがえました。
えみるちゃんの事、大切に大切に慈しんでいたというのに…。
ある朝いつもどおり元気に「行ってきます!」と言って
家を出たわが子が、冷たくなって帰ってくるなんて、
あまりにも辛すぎて言葉も出ません。
今日はシカオちゃんのベストアルバムの発売日だったので
それを買うために、私は車で出かけました。
夕方でしたので、ちょうど小学生の下校時刻という事で、
途中、沢山の小学生が歩いているのを見かけました。
お店までは、片道10分余りの道のりです。
その短い時間で、携帯を片手に運転していたドライバーを
行きだけで3人も見ました。
その中の1人、片手で携帯を持って、笑いながら
右折していたドライバー。
そういう人には、本当にハンドルを握ってほしくないなと
心から思います。
「アクセルを踏む時、道を渡る時、少しでもいいから
娘のことを思い出して欲しい」
この言葉が、ドライバーにも歩行者にも、全てを物語ってますよね。
本当なら、風見さんはえみるちゃんの笑顔を、そして成長を
これからもずっと見守っていけたはずなのに…。
それが心ないドライバーのせいで、断たれてしまいました。
私もハンドルを握る立場として、この風見さんの言葉を忘れる事なく
自覚を持って運転しなければいけないな…と、改めて思いました。
風見しんごさん
えみるちゃんに見せたいからと頑張る姿、とてもとても立派です。
でもどうか、無理しないで下さいね…。