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2018.06.21
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モーニング娘。誕生20周年記念コンサートツアー2018春~We are MORNING MUSUME。~のファイナルが、6月20日に日本武道館で行われた。本公演を持って12期メンバーの尾形春水がグループを卒業。今後は短大での勉強を通して学びたい学問を定めていき、短大の課程を修了後、4年制大学へ編入を目指すとのことだ。

「はーちん(尾形)は優しすぎる。周りのことを考えすぎ」とメンバーが口を揃えるほど、自身を犠牲にしてグループのために活動してきた尾形。今回の卒業コンサートも、そんな周囲の人に気遣いを見せ続けてくれた彼女らしく優しい雰囲気に包まれた公演となった。

会場の日本武道館には1万人のファンが来場。熱戦を繰り広げているサッカーのワールドカップに負けないくらいの熱気に包まれ、全国18会場40公演で約8万人を動員したツアーのラスト、そしてグループを卒業する尾形春水を送るのに相応しいフィナーレとなった。

6月13日に発売されたばかりの65枚目となるシングル「A gonna」でライブはスタート。オリコンウィークリーチャート1位を獲得した楽曲のいきなりの披露に、オープニングからファンの声援もフルスロットルに。

また、最初のMCではサプライズとしてハロー!プロジェクトのリーダーである和田彩花(アンジュルム)がサプライズで登場し、花束を贈呈したあと尾形春水へ向けた手紙を読み上げた。
「ご卒業おめでとうございます。はーちんがモーニング娘。に加入したとき、いつもニコニコふわふわしていて可愛らしい子だなってそんな印象でした。モーニング娘。のみんなのぴったりそろった動きの中にいても、はーちんのふんわりとした雰囲気はいつも一目でわかる素敵なオーラです。ステージ上で目が合うといつもニッコリ微笑んでくれてこんな風にファンの方を笑顔にしているんだな。とそのとき強く感じました。ですがリハーサルのとき、とても元気いっぱいなまーちゃんと一緒に楽しそうにはしゃぐ、はーちんの姿を見たときはとても驚きました。こんなに活発な一面をもった子だったんだなと気付かされました。私達に優しい姿を多く見せてきたはーちんは、きっと、自分の中でいろいろなことを抱えてしまう場面もあったかと思います。そんな中、新しい道を進む決断をしたちょっとした強さも、はーちんの魅力だと思います。さみしい気持ちはありますが、新しい道でもはーちんの優しい笑顔で素敵な道を歩んで欲しいなと思っています。そして、卒業してもハロー!プロジェクトのコンサートなど遊びに来てくれたら嬉しいなと思います。」
とエールを送っていた。和田の登場に「びっくりしたのが一番ですが、短い間だったんですけどお世話になりました」ときっちり礼で返す尾形。

「リゾナントブルー」や「泣いちゃうかも」「愛され過ぎることはないのよ」などといった、モーニング娘。がパフォーマンス集団へと進化を遂げた“プラチナ期”と呼ばれる時代のナンバーをはじめ、「One・Two・Three(updated)」や「泡沫サタデーナイト」「わがまま 気のまま 愛のジョーク」といった、今のモーニング娘。人気を支えるEDM&フォーメーションダンスの代表曲を次々と披露。13人体制としての完成形を見せつけ、手を抜くことなく最初から最後まで全部全力でやりきる、モーニング娘。らしさ全開のパフォーマンスが続いていく。

本編終了後は会場が尾形のメンバーカラーであるシーブルーに染まり、5分以上の「はーちんコール」が巻き起こる。

シーブルーのドレスを着てステージに登場した尾形からファンに手紙を読んだ。
「私、尾形春水は、本日6月20日をもってモーニング娘。’18およびハロー!プロジェクトを卒業します。人に気持ちを伝えるのが下手くそな私ですが、自分なりに3年9か月の感謝を伝えるため、お手紙を書きました。聞いてください。
15歳の時、モーニング娘。に加入して、右も左もわからなかった私に、時に厳しく、時に優しく、愛を持って接してくれたメンバー、スタッフさん、常に一番の理解者で味方でいてくれた家族、昔から変わらない、素の私を忘れないでいてくれた友だち、そして何より、活動していて大変なこと、辛いこともありましたが、今日まで前向きに頑張ってこれたのは、どんなときも、どんな私でも受け入れて、応援してくださる暖かいファンの皆さんがいたからです。
なので、モーニング娘。として過ごした日々は、一生忘れることのない宝物です。ありがとございました。
モーニング娘。の活動から学んだことはたくさんあります。歌、ダンスはえらそうに言えなけど、礼儀や人間関係などもこの活動を通して、いろんな学びがありました。自分なりに精一杯向き合って、ここで得たことは、今後の人生にもいかしていきたいです。
卒業発表をしてから、ファンのみなさんは私に、幸せになってね。とそう言ってくれました。
だけど、私はもう、今、この瞬間、とっても幸せです!! 明日からは別の道へ進む私ですが、この選択が間違いでなかったと自信を持って思えるように、学生生活を通してさらに多くのことを学び、新たな夢を見つけ頑張ります。
このコンサートが終わると、私はもう皆さんに会うことはないかもしれませんが、最後にここにいる全ての皆さんのこれからがたくさんの幸福で満ちた日々でありますように。心から願っています。」

そして、涙が止まらない放課後を歌った。
メンバーが一言ずつ尾形にメッセージを贈る卒業セレモニーでは、「思った以上にはーちんのこと好きだったんだなって」(譜久村聖)をはじめ、「いつでも誘うよ焼き肉!」(生田衣梨奈)、「後輩の中でも一番プライベートでごはんに行っていて、きっても切れない関係。何かあったらいつでも頼ってください」(飯窪春菜)、「(モーニング娘。)13人のいいバランスは、はーちんのおかげてとれていたと思う」(石田亜佑美)、「この4年間で、モーニング娘。に対する愛が深まってくれたのかなって思う」(小田さくら)など、尾形が先輩メンバーからも一目置かれていたことが伺えるコメントが続く。
しかし、10期メンバーの佐藤優樹は「尾形のあんぽんたんエピソードいきます!」と叫び、主役に向かって“あんぽんたん!”を連呼。合計7回もあんぽんたんと発言するものの、「尾形はステージに立っているとき、自分がどうすればいいかちゃんと考えてた。はーちんがいちばん落ちてた時期を知ってるから、リハーサルのときソロで立派にステージに立ってるのを見た時に、“あぁよく立ち直ったな、頑張ったな”って思ったんですよ。(日頃でも)ダメだったところをノートにちゃんと書いてるの知ってるんですよ。だから、こんなに立ち直れるんだから、ちゃんと大学も成功してほしいなーって心の底から思ってます」と大人のコメントも。尾形自身も感極まって涙目に。
「横山に会いたいなとか、かわいい子をみたいなって思ったら連絡ください。すぐに駆けつけます!」(横山玲奈)、「やり残したことがたくさんある」(加賀楓)、さらにハロー!プロジェクト入りが同期となった森戸知沙希は「(ハロプロ入所時期はそこまで絡みがなかったので)私がモーニング娘。に入ってからの半年でここまで仲良くなれたことにびっくりしていますし、嬉しかったです。いつも癒やしを分けてくれてありがとう。本当に優しすぎるから、今までは(メンバー)12人分に気を使ってたと思う。これからは自分に気を使ってほしい!」(森戸知沙希)など、後輩たちからも尾形の人柄が伺える愛のあるメッセージが続く。
また同期のメンバー3人からは、「性格も好みも正反対の二人で、合わないかと思いきやそこがぴったりだったと私は思っていて、本当に横になくてはならない存在でした。私が突っ走りそうになったときも、そんなに焦らなくてええでとか言ってくれる。前に私がはーちんの伊達メガネ壊しちゃったことがあって、でもはーちんは“いいよいいよ”って優しくて。卒業はさみしいけど、同期は同期。この関係は変わらない。。これからも、永遠に同じ12期メンバーとしてよろしくお願いいたします。」(野中美希)、「いつも12期で話し合いをすると、的確な答えをだしてくれるのははーちんでした。12期ははーちんがいないとまとまらないし、はーちんがいたから今までまとまっていたんだなって思います。はーちんは本当に優しくて、いつも“後でいいよ”“どっちでもいいよ”って言ってくれるのは優しさだったって、今ではわかってます。今までありがとう。明日も仕事や楽しいこと、いっぱいあるといいね」(牧野真莉愛)、「はーちんとは、どんなことも話せたし、辛いときも一緒に乗り越えた。私が今後生きていくなかで、はーちん以上の存在のかけがえのない人に出会えない気がする。私たち二人は強がってしまうのに自分で気づかないところが似ているなと思ってて、さっきはーちんがソロで歌っているときも私泣いてて、ああ寂しかったんだなって思いました。今本当にすごく寂しくて、でもはーちんの夢を私も全力で応援するから、頑張って。ありがとう。これからもお互い相談し合える仲でいてください」(羽賀朱音)とそれぞれコメント。同期初の卒業という哀しみを乗り越えて、笑顔と(少しの)涙で尾形を送り出していた。

“春”になると冬眠から覚めた動物たちが“水”を求めてやってくるように、みんなから愛される、求められる人になって欲しいという思いから春水(はるな)と名付けられた尾形。3年9か月という、ここ数年のモーニング娘。のメンバーとしては比較的短い活動期間だったが、自身の努力もあり、まさに名前の通りメンバーから求められる人間へと成長したことが伺えた、すてきな卒業セレモニーとなった。

その流れで、13人のラストパフォーマンスとして「Are you Happy?」と「青空がいつまでも続くような未来であれ!」を披露。会場にいつまでも続くはーちんコールに、一度だけ一人ステージに戻りマイク無しで感謝の言葉を伝えた尾形春水の姿に、観客席からは最後まで温かい声援が降り注いでいた。





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Last updated  2019.06.03 22:20:23
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