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みんなのアケメネス朝ペルシア

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開け目寝子

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2008.04.26
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風呂場のジョン









今日も風呂場は湿気ていた

ジョン「風呂場なんだから、湿気てたっていいじゃないか。なにが不満なんだよ?」

ナベシキ「アンタは固体だからいいけど……布はね、カビが生えやすいのよ!」

そのうえナベシキは、湯垢で汚れていた




ナベシキが転職したのは、一ヶ月前だった

そのときの彼女は『澤田おばあちゃん』に編まれたばかりのピチピチギャルだった

『澤田おばあちゃん』は言った


おばあちゃん「あなたはね、毛糸で編まれた特別なナベシキなのよ」

ナベシキ「えええ毛糸かよ…!?てかアタシ、鍋敷きなんてマジカンベンなんだけど」

おばあちゃん「……いいかい、あなたの本当の仕事はナベに敷かれることじゃない……   …私の孫を幸せにするためなの」



そうしてナベシキは、孫の『澤田あおい』の元にプレゼントされたのだった





ナベシキ「大体、アイツに問題あんだよ!!!」

ジョン「あいつって………ご主人か?あの人フェイスは美人なのに、性格はマッドだもんな」


ナベシキ「ずいぶんたつけど、まだゆるせないの……アイツにはね、おばあちゃんの気持ちなんかより、スポ○ジボブの方が大切なのよ……!」


ジョンは少し困った。スポンジ○ブは、百円ショップ時代からの友だちだったのだ


ジョン「ボブだって立派な鍋敷きだよ。変なキャラが付いているけど、木製だからしゃぶしゃぶにも耐えられるし…………君だって、あの時は仕方ないって言ってたじゃないか…」



ナベシキ「あの時は………」

ナベシキから、一粒の水滴が落ちた


ナベシキ「納得してたの………毛糸のナベシキとして…………あの人がおばあちゃんの気持ちを受け止めたうえで、大切にしまっておくものだと思っていたから…」


ジョン「君は綺麗なナベシキだったね。大切な役割を終えた人間のようだった」


ナベシキ「でも違った……………アイツは毛糸だからって、タワシとして使い始めたのよ!!!!」


ジョン「…………主人も、できるだけ使ってやろうと思ったんだよ。落ち着けって…」


ナベシキ「ふざけないで!…なんで毛糸なのか分かってるの!!?」


ジョン「もうしらねぇよ!ババアだからじゃねぇの!?」



ナベシキ「毛糸はね、使う人を想いながら編むものなのよ………。だからマフラーにも、手袋にも、帽子にも…使う人のために、何にだってなるの」


ジョン「………」


ナベシキ「おばあちゃんは、アイツに温かいご飯を食べさせたかった…………だから、アタシはナベシキなのよ」



ジョン「…だからナベシキか……君は、仕事に生きがいを求めすぎなんだよ。まぁ、需要の変わらない僕が言うのもなんだけど」


ナベシキ「それでもあの仕事は、アタシだけのものだったのよ」












        つづくヽ(゜ω゜)ノ  かなぁ…

感想をお待ちしております         自信作でもないので、辛口でも歓迎です   





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Last updated  2008.04.26 20:19:06
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