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現在株の自動売買プログラムを運用していないせいで、卓球の試合や盆太鼓の練習以外に書く
日記の話題がなく、持て余しています(笑)。 先日の粒プッシュの件もそうですが、たまに思いつきで持論を展開する事があると思うので 温かい目で見守って下されば幸いです(^^; 腕を使うスポーツには色々な種目があります。 野球のようにボールを投げたりバットを振ったりするスポーツもあれば、バレーボールのように 手でボールをヒットしたり、テニスや卓球、バドミントンなどのラケットスポーツもあります。 さまざまなスポーツで、腕の使い方についての指導方法が存在すると思います。 スポーツによって「安定性」であったり「パワー」であったり「スピード」であったりが 要求されますが、それらのための重要なポイントとして「肘の使い方」があると 私は理解しています。 例えば安定性(精密さ、正確さ)を求められる「腕を使うスポーツ」としてダーツやビリヤードが あります。ダーツを投げる時、またビリヤードのキューを振る時、どちらも肘の位置を 固定したまま上腕をスイングするように指導されると思います(私は指導を受けた事がないので 想像です)。肘が流れてしまっては安定したストロークが出来ない筈です。 肘のポジションと固定がポイントになります。 パワーが求められるスポーツとしては、アームレスリングが思い浮かびました。 あと、私がやってる和太鼓とか。 腕に最も力が入る肘の角度は直角(90度)です。バチで太鼓を叩く時も、肘が直角の状態で皮に ヒットすれば一番力が入ります。肘を伸ばして叩くような太鼓のフォームがありますが、 あれはパフォーマンス的要素も考慮した、見た目を重視した叩き方だと認識しています。 アームレスリングも、肘を直角より開いてしまったら全く力が出ない事が容易に確認出来ます。 ここで「肘」について再確認します。 肘関節はヒンジ構造です。蝶番(ちょうつがい)のように曲げたり伸ばしたりしか出来ません。 肘関節をねじる(捻る)のは物理的に不可能です(膝関節も同様です)。 よくスポーツの指導で「肘を返す」などと聞く事があります。 上に書いた通り肘は曲げ伸ばし以外の可動は出来ないので、「返す」というのは肘関節を 捻じって回転させる事ではありません。 誤解して実践しようとすると肘を痛める原因になってしまいます。 「肘を返す」という表現で実際に返している(回転している)のは肩関節です。 肩関節は肘関節とは違い、ボール&ソケット構造をしているので、ある程度の可動域までは 自由に腕を回転させる事が可能です(股関節も同様です)。 「捻じっているのは肘ではなく肩だ」と理解し、肘関節に対し横向きの(曲げ伸ばし出来ない 向きへの)力が働かないようにフォームを改善する事により、肘の故障がなくなると 私は思っているのですが、どうでしょう? ・・・話を元に戻します。 腕のスイングスピードを求められるスポーツを例に挙げます。 テニスのサービス、バレーボールのスパイク、バドミントンのフォアストローク、野球の ピッチングなど、これらのスポーツの腕の動きは全て共通しています。 「ほんとだ!」と気付いて下さったら嬉しいです。 スーパースローなどの映像を観る機会があればよく分かりますが、下半身や身体の動きを 無視して最後の腕の動きのみにフォーカスして観てみると、 ・まずは肩が回転し、捻り出すように肘が前に出る(この時は肘は畳まれている) ・肘を前にホールドしたまま、肘関節を伸ばし、上腕をスイング ・手(指先)が最大加速された状態でインパクト(リリース) という流れになっています。 腕が螺旋を描きながら肘先行でしなるように出て行き、肘から遅れて先端が最大加速で 振り出されて来ます。 どのスポーツも、インパクト時(ピッチングの場合はボールをリリースする瞬間)に、 スイングする手が速く動いていればいるほど力が加わります。 手の加速を最大にするように腕をスイングします。 腕を最大加速するためには、下半身の踏み出しや、それを股関節の回転に伝える方法、 股関節の回転を腰など体の軸の回転に伝え、その加速を肩に伝える方法、そして上に書いた 肘から先の動き、そこまでの全工程が上手く連動する必要があります。 ですがその中で「肘」がかなり重要な要素を秘めていると私は思っています。 スイングスピードを高めるためにハードなウェイトトレーニングをするのが効果的と思っている 人がいらっしゃるかも知れませんが、スピードとパワーは表裏一体です。 アウターマッスルを鍛えるとパワーは増しますがスピードは落ちます。 私は和太鼓や卓球をしています。 和太鼓はスイングスピードとパワーの両方の要素が必要だと思っていますが、卓球は パワーではなくスイングスピードで威力を出すスポーツだと思っています。 ピン球(40mmプラスチックボール)は3gにも満たない軽さです。 そのピン球を強く叩くのにパワーは必要ありません。 どれだけ速いスイングスピードでインパクトが出来るかだと思います。 叩く時以外にも、例えばドライブやカット、サービスなど、回転を掛ける時も同様です。 威力を出すにはスイングスピードを上げてインパクトすれば良いと思います。 そのためにはフォームのチェックポイントがいくつもありますが、私が一番大事だと 思っているのが、やはり肘なのです。 とりとめもない文章になってしまいましたが、最後にまとめます。 「腕を使うスポーツの上達は、肘の使い方の善し悪しで決まる!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 17, 2016 08:33:36 PM
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