a comfortable vacation

　

会社で仲のいい随分年下の子と話していたときに、気がついた。
私の子供時代は娯楽が今よりも少なかったけれど、それって実は恵まれていたのかも
しれないという事に。
今みたいに携帯もネットもなかったから、いらぬ情報が入ってくることもなかったし、
誘惑も少なかったから、本を読むことは娯楽の１つだったし、外でもよく駆け回った。
今の子達みたいにゲームを室内で遊ぶのではなく、ドロケイや缶けりが最高に楽しく、
ジャングルジムの氷鬼ですら楽しかった。
何であんなことがおもしろかったんだろう、と思うような、ゲームによってアドレナリンが
揺さぶられるような娯楽ではなく、単純な遊びを楽しむことができてよかった。
もし、今の時代に生まれていたら、私も本は読まなかっただろうし、あれほど走りまわって
遊ぶこともなかったかもしれない。
昔は何もなかったけれど、それでも楽しかった。
でも今もきっとまた違う楽しさがあると思う。
時代はかわっていくけれど、いつの時代もきっと子供時代って楽しいもの。
そして、今の私の時代も、私にとってきっと一番ベストな時代に違いない。
ちなみにこの写真は、ニセコ駅で撮ったもの。