240216 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

空 くう

空 くう

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

aco☆

aco☆

カテゴリ

お気に入りブログ

明日は乳房再建サロ… うきふね93さん

8710~はなてん rapunzel619さん
どうぶつの部屋 ころりんねこさん
オーラ日記 miminetさん
☆虹のわ。。☆。。。… ☆虹のわ。。☆。。。さん

フリーページ

カレンダー

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2006年04月01日
XML
お見通しの友人と、剣道のお母さん(計3名 いつもの仲良しメンバーです)が、
スイートピーの花束と甘い焼き菓子を持ってお見舞いに来てくれました。


が……………( ̄▲ ̄;)


昨日に限って、薬の飲み方を決めるため、主治医のM先生の指示下で痛み止めを飲んでいたんです。

そのために、いつもは痛くなりそうだなぁ…と感じた時に サッと飲めていた痛み止めが、
M先生の外来診察が終わるまで飲むことができず、約3時間(もっとか?)、
例えるなら 陣痛の時に感じる腰が砕けんばかりのあの痛みを感じるハメになり、
M先生と連絡が取れるまで、ず~~~~~~~~っと、
友人達に腰をさすり続けてもらったのでした(T▲T;)

癌じゃなくて腰痛で死ぬかと思いました(いや、マジで;)


幸い、3時頃?にはM先生と連絡が取れて、痛み止めを飲めました。

それでも薬の効果が出るまでには場合によっては1時間近くかかるので、
友人達とは最後の10分ぐらいしか話せませんでした(T_T)

でも、逆にいてもらって、そういう姿を見てもらって良かったのかもしれません。

そんな最悪な状態は家族にも見せたことが無いので、
私の『心配かけちゃいけない』と思い平気な顔をする仮面をかぶる癖を出さずに済んだんですから。


私自身も友人達も、改めて私が癌患者であるということが腹に落ちたかもしれないですね。


友人達が帰った後M先生がすっ飛んで来て、

『あぁ ごめんごめん;
外来で連絡が取れなくて…。
痛かったねぇ(T△T)←半ベソ

何にもしてあげられなくて ほんとに申し訳無い…。』

と言うので、何にもしてもらってないなんてこれっぽっちも思っていない私はめちゃ驚いて、

『先生 そんなとんでもありません;;;;』

と、逆に恐縮してしまいました(@_@;


おかげさまで、痛み止めは私の感覚で痛みを感じそうだな…
と思ったらいつでも処方してもらえることになりました。

PET検査の詳しい結果が出るのは来週の火曜日以降 ということですが、
チラッと画像を見ただけでも、脊椎に転移がみられたみたいです。

骨転移はめちゃくちゃ痛い ってことは、癌の治療に関わらない医師でも知っているでしょう。


まだ外来が終らないのか、それだけ告げて左腕のマッサージをすると、
小走りに部屋を出て行きました。

ほんと、いい先生です(T-T)


間を置かず、私のベッドの右向かいのベッドにいるU子さんという方が、
私の腰をさすりに来てくれました。

U子さんは、押し付けがましくないのに親切な、
人の好みにめちゃウルサい←そうか? 私から見ても嫌味の無い、
素敵な40代後半ぐらいの女性です。

気功か何かやってるのかな?と、入院した日から感じていましたが、
私のベッドに出向いてくださったチャンス?を生かして聞いてみると、
やはり気功をやっているそうです。

ヒーリングについてもとても詳しくて、レイキのことも知っていました。

でも、特にどこかで勉強したものではなく、自分の興味をソソラレる方に行ってみただけ…というのが、
ますます私好みの方でした。


私と同じ病気のU子さん。

聞けばとても苦労をされているのに、与えることに喜びを見い出し黙々と実践している姿が、
私の母とダブりました。

気を流しながら優しく腰をさすり続けてもらっているうちに、
思わず嗚咽が漏れました。

U子さんは、

『頑張って頑張って頑張って来ちゃったんだね。
黙ってひとりで泣いてたんだべさ?
ここでは皆病人だから、何も頑張らなくていいんよ~。
駄々こねてさ~。
泣いてさ~。
あれやってこれやってって、言っても良いんさ~。』

と言ってくれました。

今まで同じようなことをたくさんの人に言ってもらったし、その都度嬉しくて有り難かったのですが、
U子さんの言葉には不思議な力がありました。

私はただ泣くばかりで何も話せなかったのに、全てをわかってもらえたような、
そんな温もりを感じて、心も身体もふるえました。

あぁ この人は私のために(もちろん他の皆のためにも)神さまが遣わした大天使に違いない。

大天使はドライかと思っていましたが、色んなキャラがいるんだなぁ…

なんて考えているうちに、私は寝息を立てて寝てしまったようです。


こうやって色々思い返すと、私が心から正直になれた時ほど、
神さまはちゃんと手を取り導いてくれる気がします。

『心配かけないように』と思って我慢するほど辛いことが起きるのは、
他でもない、自分に嘘をついているからでしょうね。


U子さんは、放射線の治療が終わる5月1日に、ご自宅のある北海道に戻られるそうです。

あと1ヶ月の間、私はきっとたくさんのことを、U子さんに教えていただくんだな と 確信しています。


ヒーリングの世界だけじゃなくてもこんなに素敵な人がいる っていうのが一番嬉しかったかな。

だって、『これじゃなきゃ人を救えない』なんてツールは存在しないと思ってるから。


ヒーリングをお仕事にしてる人たちも、そうじゃない人たちも、
その人の『あり方』そのもので『癒し』は実践できるのですね(*^_^*)




aco☆





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年04月01日 14時05分46秒



© Rakuten Group, Inc.
X