空　くう

何にしろこの部屋は賑やか過ぎる と看護師さんが申すのです。

私としては 普段はこれで良いのですが、
確かに具合が悪い時に、同室の方がラジカセで音楽をかけてるは辛いかも…
というのと、
違う部屋の患者さんが毎日、朝から晩まで１日中いて、
携帯をマナーにしてないなどのマナー違反で、看護師さんやＵ子さんから注意を受け、
その時のなやり取りの声が腰に響いたりもします。

この病棟は、外科と産科がメインらしいので、
他にも生まれたてホヤホヤの赤ちゃんが力一杯泣いていますが、
案外その声は気にならず、逆に元気をもらったりもしています。

冷静に見ると、トータルで±０…と言ったところでしょうか(^_^;ゞ


私の容体が安定しないのを心配して、看護師さんがお部屋を移った方が良いのでは…
と、Ｍ先生に言ってくださったみたいです。

移るかもしれないお部屋は、緩和ケア病棟といって、
癌などで痛みのひどい患者さんが入る、ソレ専門の病棟だそうな。


Ｍ先生が、この病棟との違いを説明するのに

『ここの看護師さんとおんなじ位、あっちの看護師さんも優しい…あれ？』

と 何かまったく違いがわからない説明をして、

『もう； 先生ってば説得力無いんだから；』

と 看護師さん２人にツッコミ入れられてるのが笑えて腰が痛くなりました(*_*)


緩和ケア病棟の方が、緩和ケア専門の知識を持ったスタッフが揃っているらしいのですが、
専門じゃなくてこの手厚い看護…じゃあ向こうはどんな看護を？？と、かなり興味が湧きました。

家族が泊ったりもできるように、
シャワー室と小さなキッチンも付いているそうな。

となると差額ベッド代が高そうですが、
私が心配しなくても、何やら上手くやってくれるそうなので、
本当の意味でゆっくりするべく、お部屋を移ってみようかと思います。

今はまだ空きが無さ気なので、
空くまではこの部屋で今まで通りに過ごしているでしょうが。

この病棟の看護師さんとお別れするのも ちと寂しかったりして…。


あんまり頭で考えずに、行く方へ行ってみますです。


今朝はちょっと意識がハッキリしてなくもないaco☆でした。


でもまたすぐに痛みの波が来るんだよなぁ…(T_T)



aco☆