台風のおかげで我が家にとってはイベントが二つ中止になった。
一つはドビーの連合運動会。もう一つはペン太の校内合唱コンクールだ。
連合運動会は毎年風が冷たくて、コレを機に鼻たれドビーとなるので、もういっそのこと、このままなくなればいいのに、と思う。運動会ではなく、お楽しみ会みたいなことを屋内ですれば子供たちも楽しく参加できるだろうに。この運動会で、瑞穂運動場のトラックの周りにびっしりつまるほど集まるのは、名古屋市内の全部の特殊学級と養護学校の生徒&保護者たち。同じ気持ちの人はたくさんいると思う。ナゴヤドームとまではいわないけど、とにかくどこか屋根があるところにしてもらえると助かるんだけどなぁ。
中学の合唱コンクールは本当につぶれて残念だった。毎年隣町の小さなコンサートホールを借りて、一階席は子供たち、二階席は保護者、一階の真ん中の審査員席にはPTAの役員、地域の役員さんやたまに他校の先生が座ったりする。学年別に競うのだが、一年生のときははっきり言って上手くない。男声がほとんどないのでメリハリがあまりない感じ。これが二年三年とあがるに連れて、とても上手になるのだ。特に三年は最後とあって、力が入る。どのクラスもとてもハーモニーが美しかった。他に大して文化的な行事もないので、この合唱コンクールは子供たちにはかなり重要なイベントだ。
来月体育館で行われるとのことだが、音響施設の整ったコンサートホールで歌うのとは雲泥の差だと思う。中止が決まったとき、三年生の女子はみなガッカリして泣いていたそうだ。こういうときこそ、だぶついているPTA会費でなんとかならないかと思うけど、本当にどうにもならないのかしら…。残念でならない。