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ドナーカードの意思表示の基準が
「不明な時は提供せず」から「不明な時は遺族の意思次第」に変わったそうです。 また、ドナーカードの選択肢(提供しない・脳死提供・心停止提供)の複数にマルしてあったら「意思不明」とみなすそうです。 ここで大きな問題が…。 本人は拒否するつもりで「拒否」にマルしてドナーカードを所持していたとして 1.家族や医療関係者が、もう一つマルを追加するだけで「拒否」が無効になる。 2.本人は「拒否」ドナーカードを持っていても、見落とされたら? (意図的ににせよ、意図せずにせよ) そもそも、移植をさせたい人がそんなに真剣にドナーカードを探すでしょうか。 3.遺族の意思といっても、医療の現場、特に親族がなくなってショックを受けて いるような場面で、「移植推進派」の医師が強く勧めて拒否できるか? 4.臓器提供がいいこと、拒否は人としてよくない、のような誘導されても親族が それを拒否するのは大変。特にお世話になった医師に勧められたら・・・。 臓器提供する事を否定するわけではありませんが、移植を進める側(医療関係者や 移植待ち患者)に強いモチベーションがある以上、やはり意思不明な場合は「拒否」 とみなすのが筋ではないでしょうか。それならドナーカードを持ってるかきちんと チェックされるでしょうし。 移植推進したい気持ちはわかりますが、拙速に事を運ぶのはあとあと問題に なるのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年06月30日 18時11分48秒
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