『トリプルX』のヴィン・ディーゼル主演で贈る、フランスの作家モーリス・ダンテックの小説「バビロン・ベイビーズ」にインスパイアされて製作されたSFアクション。フランスの俳優であり、映画監督であるマチュー・カソヴィッツが自らの脚本。
様々は映画のエッセンスが巧みに織込まれたSFアクションだ。「リディック」の風貌をそのまま残し、近未来地球の姿を描き、あそこまでヘヴィーではなくとも、結構楽しめる作品だと思う。サイコエナジー・エネルギーを持つオーロラという女性を密入国させる仕事を請け負うのだが、彼女の特殊な能力を必要とする敵に襲われる。そのオーロラを守る付人にミシェル・ヨーの華麗なマーシャルアーツもみもの。