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カテゴリ:映画・テレビ
カン・ジファン『90日、愛する時間』6 死ぬ前に会いに来てくれてありがとう! ミヨンは、ジソクに電話をする。「・・・。」無言だったが、ジソクは、うれしかった。「ありがとう。」 次の日、ジソクは、たくさんの絵を持って出かけようとするチョンランを助けて絵をギャラリーまで届けた。車に乗ろうとして、ミヨンが バスに乗るのをみつける。あわてて車のドアは開きっぱなしで、携帯も残したまま バスを追いかけ飛び乗る。 ドアが開いたままの車をみたチョンランは、ジソクがまた倒れたのではないかと心配して、警察に手配する。
バスの中でジソクはうれしそうにミヨンの隣に並んで腰掛ける。ミヨンとゆっくり過ごすのは久しぶりで、幸せで 幸せで・・・・老人に席も譲りたくないほどだった・・・・「私結婚したの。」「一緒にいることを許してくれてありがとう。」「残り少ない人生だと分かった時、一番初めにお前を思った。」雪がちらちら降ってきて、素敵なバスからの景色・・・ バスから降りると かさを買って二人でさした。高校生の時、ミヨンのピアノ教室の帰りに待ち伏せして、傘をさしかけた あのときのように。うれしそうに。 ジソクは、別れる時に ミヨンに傘を渡した。ミヨンは病人のジソクにもたせようとするが、ミヨンにと渡す。旦那のテフンが傘を持って迎えに来ているのが見えた。ミヨンは、ジソクの傘を捨てようかと思ったが、捨てられなかった。 テフンは、ミヨン一筋でこうやって過ごすために生まれてきたんだと言ってくれるが。それが心苦しい。ベッドルームで ミヨンは何度もテフンに愛しているというが、テフンはそれが愛していないと言っているのに感じた。どんどんジソクに惹かれ 優しいテフンに 罪悪感を感じだしたミヨンだった。
チョンランが、仕事がらみで展覧会に行こうとジソクを誘いに来た。ジソクは、車の中でミヨンから「研究室の前に居るから。」という電話をうける。喜んで車から降り研究室に走るジソクだった。でも、ミヨンの話は、「平凡な人と結婚して、平凡な幸せを手に入れている、もう電話してこないで。」 「憎しみが消えるまで死ぬなっていったのは、まだ愛しているからじゃないのか?」というジソクに 「これからは、電話も待たないで。」と冷たく言い放った。チョンランの展覧会についたジソクは、階段で倒れてしまう。 チョンランは、少しでも娘と楽しい時間を過ごそうと旅行をしようとジソクに相談するが、ジソクは、「離婚は考えたか?」と返す。電話をよく待っているジソクの不倫を心配して、ミヨンに電話するが出ない。ジソクが、寝言で 「ミヨン。」と呼ぶのを聞いて 確信を深める。 体の調子が悪いミヨンを心配してテフンが迎えに行くと ミヨンに合わせて反対の歩道を歩く男をみる。男の車は、この前事故をしたギャラリーの女の車だった。電話番号を書いた旦那の名刺を見て、会社に来た人と同じだったといろいろつながった。今彼女を心配させているのは彼なんだと。 チョンランも女のことに気がつきドックに聞きに来る。話してしまって心配になったドックは、ワルスクにジソクの妻にばれたことを話に行く。ワルスクはすぐにミヨンに電話する。休んでいたミヨンは、ジソクに電話でどれぐらいつらいか10目盛りで答えさせると「100だ。」と答えとミヨンは、ジソクはもっと傷つくべきだし、テフンを傷つけている自分も傷つくべきだと言う。 ジソクは、「お互い 罰はこれまでにしよう。俺に人生は短いんだ。」とメールする。たまらなくなったミヨンは、「会いたい。」と電話する。「会おう。今すぐに。」駆けだす二人。 「ありがとう。死ぬ前に会いに来てくれて。ありがとう。」 ジソクを送ってきたミヨンを チョンランとテフンが見てしまう・・・・。
*********************************** 雪降る街で、バスの隣に座り、傘をさして・・・2人は、高校生の時と同じにようにだんだん心が近づいていく。 高校生の時は、ミヨンの純粋に見つめる目に惹かれたジソクだったが、今はジソクの目は澄んでいる。 振られたことを憎んでこだわっているミヨンの顔が、だんだん和らいでいくのがよくわかる。
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最終更新日
2012年10月12日 12時06分03秒
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