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カテゴリ:日本ってなんだ研究
名古屋弁のアクセントの仲間を探そう! 日本語の方言アクセント Wikipedia 名古屋弁研究 続いてるわ。 このアクセント地図を見ると 遠く離れたところにも 名古屋弁と同じ内輪東京式のアクセントがあるわ。 ・高知の四万十辺り ・岡山 ・兵庫の日本海側から京都の丹後半島にかけて ・奈良県南部 国語辞典で有名な金田一春彦は、京阪式アクセントが変化して東京式アクセントを生じ、外輪東京式が変化して九州の二型式アクセントを生じたとするなど、全国ほとんどの方言アクセントの成立過程を推論しているそうだけど・・・大学時代もそんなふうなことを習ったけど 金田一先生に申し訳ないけど 私違うと思うわ。 はやり言葉が、都から地方へ伝染するぐらいならあっただろうけど アクセントを変えるまでの大きなものじゃないと思うわ。 こんなにテレビが普及して、みんなが同じ標準語を話しているつもりでも、 おはようございます ひとつでも、 微妙にアクセントが違うんだわ!! 私なんどか引越ししてるから すごく気になってたんだもの。
こんなに厳然とした境界線があって、言葉が交わらないのか? それはその人たちが言葉に誇りと集団性を持っていたからよ。 多分、何らかの均質性・村や国としてのまとまり・宗教性・民族性があったからよ。
DNAのY染色体の研究から 日本人は多民族のルーツを持っていることが知られているわ。 大和朝廷ができるずっと前から、 南方系・中国系・高句麗系・百済系・新羅系・ツングース系・アイヌ系・蒙古系など いろんな人が、いろんな時代に日本にたどり着いてきた。 多種多様だったわけ。
それぞれの言語のしっぽをもちながら 日本語を作っていったんじゃないかと思うのよね。 それが日本語という言語の中で残ったアクセントというしっぽじゃないかというのが私の仮説だわ。 もちろん 長い歴史の中で集団で移動したり、殿様が国替えしてアクセントが移植された可能性もあるわね。 でもアクセントは不滅ってわけね。 アクセントは、その集団がどこから来たかっていう痕跡を残しているかも? 日本の歴史を動かす一つの要因だったかも?・・・敵か味方か 面白くない?? まだまだ 名古屋弁と日本語研究は続く。…暑いから退屈しのぎにいい。
☆そういえば、職場で仲が良かったHさん岡山生まれだったわ。なんか気が合ったわ。自己主張をしないけど穏便に過ごそうという人が多い職場で、結構合理的でマイペースでさ。気風ってのがあるよね。言葉が近かったのかもって今思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年08月08日 01時08分34秒
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