|
カテゴリ:子供のこと
以前住んでいたアパートの友達が、今日うちに遊びに来てくれていた。
友達にも、うちの若と姫とちょうど同じ年の女の子二人がいる。 彼女が来月他の市に引っ越すことが決まり、家がまた少し遠くなってしまうので、その前に一回遊ぼうということで今日うちに来てもらったのだった。 うちに着くなり、友達の上の子(仮にAちゃんとします)と若は早速家中を走り回って遊び始めた。 久々に会う友達とも、こうして気兼ねなく遊ぶことができるのはいいことだ。 最初はリビングとダイニングを行ったり来たりしていたのだが、そのうち寝室の方に遊び場が移っていった。 その頃親二人はというと、下の子のお世話で落ち着かない状態だった。お互い、やれミルクだオムツだ抱っこだ~と始まってしまい、お茶を飲んでのんびりおしゃべり・・という風にはなかなかいかなかった。 ようやくひと段落ついて、お互い下の子を抱っこしながらダイニングで一息ついていた時のこと。 寝室から「ドシン」と音がして「わーん!」と泣き声が。しまった!! すぐに駆けつけると、Aちゃんが2段ベッドのはしごの脇にうつぶせに倒れて号泣している! 若はベッドの上の段にいて、ぼうぜんと下を見ている。 おそらく、Aちゃんは若のあとについてベッドのはしごを登ろうとして、すべったか何かして落ちてしまったのだと思う(はしごが少し傾いていた)。・・でも私たちは実際にAちゃんが落ちる瞬間を目撃していないので、どういう風に床に落ちて体のどの辺を打ったのかとかが分からない。 若に現場の状況を訊いてみても、よく分からないし・・ Aちゃんにどこが痛いか聞いても、はっきり答えないし・・ その後しばらくAちゃんママがAちゃんを抱っこしていたのだが、Aちゃんはなかなか泣き止まない。 見ているとどうも左肩のあたりが痛い感じに見える。具合を見ようと服をめくろうとするととても嫌がる。 これは病院に行ったほうがいいね・・と話をしていたら、Aちゃんは「イヤ~!!もう痛くない!なおった!」とますます号泣。かなりの病院嫌いらしい。 ------------------------------------------ 自分の家の中で起こってしまった事故、これは完全に親(特に私)の監督の不行き届きが原因だ。 あらかじめ、危ないと思われるものは撤去しておくべきだった。ベッドのはしごさえ取り外しておけば、登って落ちることもなかっただろう。 子供たちが寝室で遊び始めた時、私たちはそのすぐ隣のダイニングにいた。 そこから寝室の中は覗けるのだが、ベッドのはしごの辺りがちょうど死角になっていて私たちの位置からは見えなかった。 時折「ベッドは危ないからそこで遊んじゃだめだよ」などと声をかけてはいたのだが、3歳の子達にはまだ口で言って聞かせるだけではダメなのだということがよくわかった。 安全を確認したうえで親の目の届くところで遊ばせる、という基本を軽んじた結果が今回の事故なのだと思う。 ------------------------------------------- とりあえず打ち身用の冷シップを左肩に張り(張ってやると少しだけ落ち着いた)、電話帳を引っ張り出して友達の家の近くの病院を探した。 友達も私も病院のことには疎く、小児科と整形外科どっちに診せに行けばいいかちょっと迷った。 今の時期、小児科は風邪引きの子で混雑していて、行ったにしてもきっと待たされるに違いない。それよりもその道の専門医に見てもらったほうがいいと思い、整形外科に電話で症状を問合わせ。 診てもらえるとのことだったので、早速みんなを車に乗せてその医院へ向かった。 医院は割とすいていて、すぐに診てもらえた。 私は友達の下の子を預かり、若と姫と待合室で待機。 レントゲンを撮ったら、なんと左の鎖骨が折れてしまっているとのことだった・・。相当痛かったことだろう。全治1ヶ月とのことだった。 Aちゃんの肩にはギブスのようなバンドがはめられ、服の襟元からそれが覗く たびに申し訳なさでいっぱいになった。 しかもその治療は保険が利かない部分があるらしく、会計時に耳をそばだてて聞いていたら、子供の治療にしては結構な額を取られていた。 私はもう、ひたすら謝るほかなかった。 友達は寛大にも「こういうのはお互い様なんだから、どうか責任感じたりしないでね」と言ってくれたのだが、やはり私の家で起きたことなのだから、私が何らかの形で責任を取らなくてはいけないと思う。 Aちゃんはお正月明けに再度通院する予定。 友達は車を持っていないし、下の子のこともあるので、次回の通院も付き添わせてもらうつもりだ。 お正月、帰省先できっとじぃじばぁば達に「どうしたのコレ!?」なんて言われちゃうんだろうな・・っていうか、帰省できるんだろうか? 後悔先に立たずというけど、まさにその気分。 とにかく、Aちゃんの傷が早く治るよう、祈るばかりだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|