越える時
4年半。彼の4年半は、人間で言えば33~34歳。あっと言う間に、自分を追い越した。母親を救うために、1つの命を預かることを決めた。医者に相談して、少ない可能性にかけてみたい。それが幸太だったワケで。そう、あまり知られてないけど彼はセラピー犬。最後の最後まで、母親は幸太のことをいつも口にしていて、自分のことよりも、幸太の体調を心配していた。願いは届かなかった?いえいえ、きっと母親は安心したハズ。我が子に新しい家族が二人も増えたのだから。救われていたのは本当は母親じゃなくて、自分だった。どんな辛い時も静かにそばにいてくれたワケで。”ペットを越えて、家族になる。”最初はそんなこと絶対ないと思ってた。犬が飼主に似るのではなくて、きっとお互いが近付いている。そんな風に感じるこの頃。これからもよろしくね・・・おっさん♪半目で寝ルナ。。。