三つ子の活字中毒百までか?

2013/05/20(月)19:32

WINTER FROST R.D.Wingfield

英語本(35)

WINTER FROST by R.D.Wingfield フロスト警部 第五弾 ウインター・フロスト 冷たい風が吹く2月、ヴィッキー・スチュアートという 8歳の女の子が行方不明になって9週間もたっていた。 手がかりが全く無く、フロスト警部もお手上げ状態。 そこへ、売春婦の殺害、アパートの空き巣、 ミニマート強盗と立て続けに事件が発生。 子供もまた行方不明になる上に、 デントン警察に頭蓋骨まで持ち込まれて・・・ 例によってアレン警部は不在、フロスト警部が 全ての事件を一手に引き受けることに・・・ いつにも増して人手不足のデントン警察、 フロスト警部はまたもや不眠不休で走り回る羽目に・・・ もう最高です! いつものパターンで事件が同時に多発。 いつもと違うのは部下のモーガンが 極端に「使えない奴」ということです。 書類は作成できない、遅刻はする、 無類の女好きで、話は女性のことばかり。 いままでのシリーズでは、 フロスト警部と組む部下は、 フロスト警部を馬鹿にするか、敵視するか、 のどちらかでしたが、今回の部下・モーガンは、 フロスト警部もあきれる人物です。 それが話を余計に混乱させることに(笑) 事件は悲惨で、陰惨なものですが、 いつも通りフロスト警部が下品なジョーク を飛ばしながら、どたばたと走り回るので かなり笑えます。 フロスト警部は失敗もたくさんしますが、 そのフォローが意外にもうまくいくので なんとなく、どうにかなってしまうのが恐ろしい。 ほとんど直感だけで捜査をするので、 読者はひやひやしながら読む羽目になります(笑) マレット署長との対立は相変わらずですが、 フロスト警部の部下を思う気持ちは感動ものです。 フロスト警部は思いっきり「オヤジ」ですが、 全責任を背負う親分肌なので、 かなりかっこいい「オヤジ」ですね。 最後の方の緊迫感とスピード感はさすがです。 おもしろいので、早く読みたいのですが、 読むと終わってしまうので読みたくないような、 複雑な作品です。 フロスト警部シリーズもあと一作しかないので、 寂しいですね。

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