2015/12/14(月)22:01
あのこは貴族 第三回 山内マリコ(小説すばる12月号)
小説すばる 2015年12月号
あのこは貴族 第三回 山内マリコ
由緒正しい榛原(はいばら)家の三女・華子は、
彼氏にふられたにもかかわらず、元旦の家族の食事会で、
今年中には結婚すると宣言してしまう。
小学校から同じ一貫校の友人・相楽さんや、
着付けの学校で仲良くなった美帆さんに男性を紹介して
もらうも、空振りに終わった。
(小説すばるより転載)
「貴族」の女の子・華子の婚活小説です。
浮き世離れした女の子の話で、とっても面白いです。
「貴族」というとちょっと小馬鹿にしたように聞こえますが、
金持ちの家に生まれ育った華子は本当に上品です。
世間の庶民とはかなり価値観が離れていますが・・・。
東京出身で無いと結婚できないと自覚する華子。
華子の言う東京は松濤付近のことで、
それ以外は東京では無いらしい。
私の住む多摩地区は論外ですね(笑)
ハイクラスの人間は、やっぱり考えることが違いますね~。
医者と見合いをしてもうまくいかない華子。
困り果てたところに義兄の真の紹介で弁護士と会うことに・・・。
どうなることやら。
他人の婚活(しかも小説)ですが、すんごく気になります(笑)